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2006年12月10日 (日)

綿毛が飛ぶかのように。

昨日 無事に市民福祉フォーラムを終えました。9日は福祉の日ということもあり、市内あちこちで福祉イベントがあったにも関わらず大勢の方にご参加いただきました。しかも!その多くの方が肩書きに「長」の付くエライ方でした。皆さんお忙しい中 時間を割いてお越し下さったんですよね。感謝、感謝でございます。



061209_093501朝9時、メンバーはカリオンビルに集合。当日スタッフも含め皆ほぼ同着。挨拶もほどほどに すぐさま準備に取り掛かりました。10時、来賓の鈴木県議、前泊されていた田中代表 会場入り。10時20分、予定より5分遅れで 『市民福祉フォーラム 「福祉」から「自立」へ ~障がい福祉福祉が変わった!』は開会されました。当会 代表の開会挨拶、来賓の祝辞に引き続いて、我ら代表 登壇。


基調講演 「障害者自立支援法施行9ヶ月目の真実」 特定非営利活動法人 全国地域生活支援ネットワーク 代表理事 田中正博氏

冒頭「我われ特定非営利活動法人 全国地域生活支援ネットワークは、障害者自立支援法を推進している団体です!」と力強く宣言。前夜、代表との飲み会の席で、あらいは「支援法を ただ闇雲に反対といっている団体や当事者の方が多い中で登壇し、支援法の理解を得るための講演は正直シンドクないです?」とお聞きしました。と、代表は「まあね。だけど自分の信念だからね。それに「反対!」っていってる人たちは、本当の意味を理解していない、正しい情報が届いていないのだと思う。だから、この支援法の理念を話しに回ってるんだよ。」とお話下さいました。
深く、熱い方なんです。田中正博代表は。

で、今回は相談支援事業や自立支援協議会に重きをおいた講演を頂きました。しかも!パワーポイントでの説明なら何十枚もかかり、頭の中がチャンポンのピーマンになってしまうということで、その全容をA4で2枚で表した優れものを、今回用の資料として作成して下さり、終始その資料を使い講演されました。
「自立支援協議会も、福祉計画策定委員会も、事の始まりは ご本人さんに どうしたいか、を確認すること。それが大事なんです。」と。そして「講演テーマは、施行9ヶ月目の真実ということでしたが、答えは各々皆さんが出されるべき。」と締めくくられました。う~む、深い!
いつものように解りやすく丁寧にお話下さり、会場にみえたお母さん方にも、大変喜んでいただけました。田中代表、ありがとうございました。


061209_12330112時10分、「予定より5分ほど早いですが、お昼も回り皆さんも お腹も空いたことでしょうから。」という言葉で基調講演終了。すぐさま昼食会場に。ほぼ同時に午後のシンポのコーディネーター戸枝さん、蒲郡市市民福祉部長 鵜飼部長 到着。午前の講演からみえていた豊橋市 杉山さん、田原市 柴田さん、愛知県福祉協会 安形会長、さわらび本人部会 大森さんと共に打ち合わせを兼ね会食。

食事を終え、慌しく動きだした途端 携帯電話が。『この忙しい時に!』と内心イライラしたまま電話に「モシモシ!」と ちょっと強い口調で。すると「・・・大村ですう。」と。ガーン!やばいっ!頭の中には真っ白の画面の真ん中に大きく「辞表」の文字が・・・。慌てた あらいは「お、お、おはようございますっ!」と絶叫。13時5分、大村代議士 豊橋入り。同10分 会場入り。


13時20分、政策講演「障害者自立支援法制定の背景」衆議院厚生労働委員会 筆頭理事 大村ひであき氏

正にタイムリー!つい先日、1割負担の軽減策や日割りによる減収事業所への補助が発表になったことは周知のこと。この立役者が大村代議士なのであります!っていうか、支援費が施行され、足らなくなった初年度から不足分を掻き集め補填してくださっていたのが大村代議士なのでありますーっ!皆さん、ご存知でしたか!特に、安城、西尾、刈谷、碧南の皆さん、ご存知でしたか!くれぐれも お忘れなきように!

テーマ通り、支援法施行までの経緯や日本の福祉の始まり、今度の法改正案の内容を解りやすくお話下さいました。そして更に!超多忙を極められている大村代議士、すぐさま豊橋駅に向かわないと新幹線の時間に間に合わないという時間になっても「最後に折角だから質問を受けますよ!」って。なんて熱い方なんでしょうか・・・。この時、チョビット泣きそうでした・・・。

綿毛が飛ぶかのように

14時、大きな拍手に送られ大村代議士は退席されました。
10分の休憩後、いよいよ登壇。戸枝陽基氏。つい先日の国会での意見陳述をした、こちらもまた時の人!今フォーラムに参加者して下さっている多くのお母さんの目は、もうしっかり「ハート・マーク」。が、当の本人は知ってか知らずか、あいも変わらず飾らない いつもの戸枝さん。まあ、こんなところが人間くさくて またイイんだよね!ね、お母様方。


シンポジューム『「福祉」から「自立」へ を どう実現するか!』

それはそれは豪華な顔ぶれ!東三河地域から3つの自治体の障害福祉担当者が登壇。戸枝さんは「こんな時期にフォーラムに出てくるなんて サムライだっ!」と称するほど、勇気ある お三方が登壇。そして愛知県福祉協会会長 安形さん、当事者を代表して さわらび本人部会 たまねぎの会 大森さん、そして当会 顧問 近藤ひさよし。で、この顔ぶれで行われるシンポを戸枝さんが仕切るんだから、豪華!と呼ぶに相応しい!うん、相応しい。

安形さんは「今改正案は一定の評価は出来る。が、入所施設に居続けられるような措置は納得いかない。」と入所施設の施設長とは思えぬ発言。「福祉協会のすべてが入所依存しているわけではない。入所のお金が削られても、そのお金が地域に流れるのであれば本望。」と!おおーっ!って感じでしょ。ここでも安形さんは いつものように本人のことを本人抜きで話さない。と話されました。田中代表のお話とリンクですよね。

蒲郡市 鵜飼部長は「私はラッキーなんです!何にもなかった町に ふぃ~る工房が来た。来年には他のNPO団体も進出して下さる。そして何より岩崎学園から鈴木さんが来てくれる!」と。そうなんです。当会代表 鈴木さんは、来年から蒲郡市社協のセンター長になられるんです!こんなところで鵜飼部長に暴露され、鈴木さんのみならず あらいも、戸枝さんもドギマギ!でした。

豊橋市 杉山さんは、昨年 豊橋フォーラムで話した内容をどう形にしたのかを話して下さり、現在進行中の支援事業、自立支援協議会の説明を丁寧にして下さいました。

061209_142001田原市 柴田さんも豊橋フォーラムにも登壇して下さった方ですので、これまでの経緯を。ただ他自治体に比べ比較的(圧倒的)に財政は豊かであるため、相談支援事業に加え「生活支援センター」を立ち上げたことを報告。が、最後に「今はトヨタさんが好景気だか。この先は不透明。トヨタさんが転けたら市も転けるんです。」と力説。珍しく真剣な面持ちでした。

たまねぎの会 大森さんは、これからの夢、不安をしっかりした口調で話して下さいました。特に豊橋市 杉山さんに「役所の人は僕らに何も聴かないで勝手に決める。」と苦言。これには杉山さん「いろいろやってはいるつもりですが、まだまだ足りないんですね・・・。」と下を向かれました。でも、最後には「好きな人と、優しい家族と、良い支援者がいてくれて、僕は幸せです!」と大きな声で。そして舞台袖の音響ブースにいる あらいにスペシャルな笑顔でガッツポーズ。泣きました。

最後は当会 顧問 近藤ひさよしが。実は彼、来年度行われる豊橋市議会選挙に立候補することが決まっているんです。で、福祉の充実した豊橋市にするためには どうしたら良いのか勉強したくて当会の立ち上げに携わって下さることになったんです。「市民が政治に興味を持ち、議員が福祉の重要さを知る。大事な事です。これからいろいろ教えて下さい。」と熱く語りました。

戸枝さんは、昨今の中央での福祉施策のやり取りを交えながら「自助、共助、公助」の仕組みが大事である。と、そして この会の発展を願う。と、このシンポを締めくくりました。久々に戸枝さんの「仕切り」ぶりを拝見。だって最近は講演の方が多いモンね。(っていっても、あらいはいつも裏方なんでフォーラムにいっても誰の話もまともには聴けやしない!っちゅうねん!)。で、「腕、上げたなあ!」って思いました。素敵、戸枝氏。



フォーラムの最後、当会副代表 江川からファイナルアピールが行われ閉会。想像以上にスムーズに、そして実りの多いフォーラムとなりました。当会の大きな目的の一つに、福祉を政治、行政、事業者、市民の皆さんと共に語り合い、問題を解決していくこと。その目的を果たすためにもこれから頑張らねば!と閉会の言葉を聴きました。




東三河障がい福祉研究会の発足に駆けずり回った この半年。
かみやさんは勿論、岩崎 鈴木さんや さわらび 江川さん、童里夢 大森さんらの理解を得、会の発足、このフォーラムを行うことが出来ました。本当に感謝です。そして後援下さった 全国地域支援ネットワークさま、ありがとうございました。

最後に どうしても言いたいのですが、この会を「作る!」と強く思った言葉があります。
それは、昨年の豊橋フォーラムでの深夜の飲み会の席で、田中代表が言われた「この全国ネットの活動が、そして行政を巻き込んでいくノウハウが、タンポポの綿毛のように飛んでいき、いろんな地域で花開くようにしないとね。」です。

061209_111801
田中代表が、講演の終わりに この会の発足の意義を誉めて下さいました。あらいは涙がこぼれるのを我慢できず、トイレへ行くふりをして一人 ロビーホールで泣きました。


arai

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