と、いうメール、電話がバンバン入る…。(・_・;)
先日の「豊川市自立支援協議会 専門部会(案)会合」について。の書き込みについてです…。
「なぜ内容を書かん!らしくないぞ!解らんぞ!」。
「書かなかった」のではなく「書けなかった」んです。あまりのショックと失望感とで…。が、「らしくないぞ!」と言われたら黙っている分けにはイカン。書く。(`ヘ´)
あくまで案。ここで、この会合で豊川市の自立支援協議会のあり方、豊川市に済む障害のある方の地域生活を「どうしたら勝ち取ることが出来るか?」を話し合う会合だと思い参加したのに、決まっていることだったんです。
ある程度の叩き台はあって当然。ですが、福祉課と市内にある3つの委託相談支援事業所の1つとで、しっかりした構図が出来ており、それを多くの事業所を集め承認する会となっていました。現に、委託を受けている他2つの事業所は「つい先日この構図を見せられたばかりで内容は良く解らない。」と紹介の際 話す。という始末。( ̄○ ̄;)
会の冒頭「豊川市は自立支援協議会をやるにあたり、現場の意見をより尊重したいと考え、本会より先に専門部会を立ち上げたいと思う次第であります。」と福祉課さんの挨拶。これに あらいは「素敵!」と目を輝かせた。のも束の間、資料に目をやると落胆に一変。(・_・)エッ...?
招集されたメンバー=構成メンバーなんですが、その中に就業センター・ワーカーや児童に専門性を持つ地域療育等支援事業担当者がいない…。これを問うと「上(自立支援協議会)に来て頂くつもりです。」とのこと。
え?先ほど「現場を尊重する」って仰ったのに、現場のワーカーが専門部会で話さず、代表クラスが集う「上」に出席出来るの?よしんば出席出来ても発言を聞き入れてもらえるの?
更に、豊川市には推進センターがあり、発達障害児の皆さんに対する支援は分厚いはずなのに、やはり同様に現場の意見を上にあげることが出来ないのでは?
もう一つ。専門部会を「居宅」「日中」「居住」の3部門に分け、各部門で代表者を2名 選出し、このメンバーで専門部会を組織する。ということ。日中部門には「新法移行事業所(就労系、生活介護)」、「旧法施設」、「地域活動センター」、「児童デイ」…。と専門性が あまりに違う事業者に対し「枠」で切り、しかも3名と限定されている。
そして、豊川市も相談支援事業対象地域にしている「ふぃ〜る工房 地域生活支援センター collabo」は、全くもって居場所がない…。専門部会であるにも関わらず「相談支援」に対する理解と必要性を感じない。
では、自立支援協議会には相談支援事業所は入れないといけない。のだから、就業センターや療育等事業と同様に「上」での発言はあるのか?の問いには
「豊川市内の事業所しか考えていない。」とのこと。
豊川市福祉課さんは、何度も「豊川市の事業所で…」を口にされた。そうだと思う。だが「豊川市の…」は、事業所ではなく「障害のある本人」であるはず!その豊川市の障害のある本人を優しく包み込む事業所に、「市内」も「市外」もあるかっ!「タバコは地元で。」とは訳がわけが違うんだぞ!
自立支援協議会 専門部会(案)に関する会合は、45分で終了。その後、15分の休憩を挟み「工賃倍増計画」についての豊川市の取り組みが30分ほど話される。
豊川市は、県が「旧法授産施設」を対象にした この計画を「独自」で、地域活動センターにも拡大し支援する。とのこと。障害者自立支援法では、就労に対する支援強化が大きなテーマの一つでありますから、素敵な話しです。
豊川市は、就労に移行出来うる「一部」の方の支援しか考えていないのだということが、よく分かりました。
豊川市は、行政の縦割りを福祉にも持ち込み、成長の変化に伴い分断されている支援体制を、同一期も分断したいのだということも、よく分かりました。
豊川市は、障害のある方が犯罪に巻き込まれたり、また起こすことのない街だということも、よく分かりました。頼る先も、相談する先もなく、支援が届いていない、滞る人がいない街だということも、よく分かりました。
豊川市は、支援が滞り「死」に至る人がいない街だということも、よく分かりました。
この素敵な「豊川市」に、我々 相談支援専門員の出番はない。ということが、よく、よく分かりました。
arai
最近のコメント