図書館みたいな
「田原市障害者相談支援総合受付センター」。
平日毎日、田原市委託相談支援専門員が当番で、市内にお住まいの障害のある方と そのご家族、関係者の皆さんからの相談を承っております。
で、田原市に限ったことではないと思いますが、現在 何らかの福祉サービスの提供を受けている方は、緊急時は その事業所さんに相談されます。至極 当たり前の話。で、何らの支援を受けていない方の発見や、権利擁護に関する問題解決に走り回るのが相談支援専門員の職務になろうかと思います。
では、なぜ「受付センターか?」は。
身体や精神に障害を負ってしまい、どこに相談に行けばよいか、手続きはどうしたらよいか分からない方や、日中活動の場所を持たない方が孤立することなく情緒安定が図れる場所として、田原市が「行政窓口業務」のうちの「相談部分」を独立化。
勿論、福祉課さんが相談にノッてくれない。なんてことはないです。先にもご紹介しましたが、田原市福祉課課長さまは「行政が給付だけ行う。なんてことがあってはいけない。行政マンも現場員として育たねば!」という お考えの方ですから、相変わらずの熱血ぶりで迎えて下さいますよ。
で、相談の内容は多岐に渡ります。
が、その中でも「制度の理解」に関するものが多く寄せられます。まあ、ふぃ~る工房は「ゼミナール」を担当しているってことも関係してるとは思いますが。
で、あらいは考えました。
『総合受付センターに図書館を併設したら。』と。
ここに来れば調べたい、知りたい情報がある。難しい専門用語や理解しづらい表現があれば、目の前にいる相談支援専門員に解り易く解説してもらう。更には、ここにない文献や資料は相談支援専門員に「相談」し、収集してもらう。みたいな。
こうすれば、障害のある方や ご家族、関係者の方が足を運び易くなるだろうし、問題も解決し易くなりますよね。そして我ら相談支援専門員は何を聴かれても即答しなけりゃいけないから、勉強しなくちゃいけないですしね。更には、総合受付センターが賑やかになる〜!ってメリットだらけ。じゃないですか〜。
ってことで、あらいは図々しく福祉課さんに本棚を オネダリ。本日 センターに届いておりました!本日は朝一から田原市事務局会議でしたので、会議が始まる前に せっせと組み立て。なんて嬉しがりなんでしょ、わたしは。
っちゅうことで、あらいも読み終えた本やら何やらを持ち込みます。が、皆さんも「センターに寄付してもいいよ〜。」っていう本がありましたら、是非とも お持ち下さいませ〜。そして何より、この田原市障害者相談支援総合受付センターに足をお運び下さり、この図書館を活用し、我ら相談支援専門員の「尻を叩いて」下さいませ〜!
arai
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