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2008年9月20日 (土)

姉御

本日2時、予定通り「田原ゼミナールVOL.4」は開会。開会挨拶を白井課長から。そして早速 登壇。知多地域成年後見センター 今井友乃さん。

で、今日の今井さんの資料。実は昨日 届いたんです。山口さん、優さん、鈴木さん同様、ギリギリまで「田原バージョン」になるよう、何度も作り替えて下さったからなんです。だからどの講師さんもデータが届くのは前日。ゼミナールに登壇頂いたどの講師さんも、本当に ありがたい限りです。

姉御


で、今井さん。「成年後見」という制度を使い易いよう、かみ砕き、解りやすくお話しして下さった後 今度は事例を交え、知多地域での実践を、より丁寧に制度の使い方をお話しして下さいましたぁ。

Kc380016_2この「使い易く」というのは、以前にも書きましたが田原市には社協主体の「田原市成年後見センター」があるからです。このスゲエ!社会資源。制度・センターを当事者の皆さんが上手に使いこなすことが、しいて言えば田原市福祉の増進に繋がるんですもんね。だって「制度は道具」ですもんね。使い方が解らなかったら、どんな最新機器もただの「使えないモノ」でしたかないですもんね。ですよね。

今井さん。この あらいの思いを知っていたかのように、成年後見人に相応しい方であるとか、その監視体制に関する考え方とか、そして活用してみえてきた課題を的確にお話しして下さったから、感謝!感激!ではなく、感動。でした。

080920_141701で、講演を終え休憩を挟んだ後の後半は、まず、今井さんの事例にも取り上げられていた方の「後見制度の活用」に関する映像。これは国の研修ビデオとして制作されたモノを、今回naitoさんの協力を得て特別に上映しました。内容は書きません。書けません。
(ちなみに、naitoさんの背中には「工房一座・af  atelier-feel」とプリントされています。この日のために、我らに内緒で作ってきました。naitoさん。こんな思いで我らを支えて下さっています。感謝なんていう軽い言葉では表現出来るはずもありません。)

で、それを受け かみやさんの進行のもと、今井さん、田原市成年後見センター 岩瀬さんと共に あらいも参加してのフリートークタイム。知多の実践を踏まえ「田原市でどう活用するか」を話し合いました。

Ca390193あらいからは、「成年後見センターの仕事は障害の有無は関係ない。というか、万人すべてがいつかお世話になる可能性がある。とすると後見センターだけで田原市をケアするのは無理。障害者相談支援員との相互協力をもって田原市を網の目のようなネットワークで網羅することが重要かつ必須と考える。」とお話しさせて頂きました。隣の今井さんが小さく頷きながら「そうそう!」と言ってくれたことに小さくガッツポーズでした。



一頻り話をした後、会場からの質問を受けました。今井さんからの現実に則した話しに会場からの質問もリアルなものばかり。これを今井さんと岩瀬さんが親身に丁寧に答えて下さいました。見てるだけの あらいまで嬉しく頼もしく感じました。

で、4時50分。終了。良いゼミナールとなりました。
そして、あくまで私見ですが、こういった「権利擁護」に関する講義、講演は、そのまちで施設やヘルパー事業所等のサービス提供事業所がやってはいけない。という思いに間違いはないこと実感出来ました。

勿論、全てにおいて利益相反になるからダメという訳ではありません。このあたりは事業者・相談支援専門員としてのモラルというか「質」が問われるところだと思います。可能性の問題ですけどね。伝えて良い情報と、伝えたら面倒な情報とを意図的に操作出来てしまいますもんね。繰り返しますが、こういったことがある。という話ではなく「可能性」ですから。だから、遠方からでも第三者機関の方をお招きしてご講演して頂いた訳ですから。



もう田原市は「聴いちゃった」からには、田原市成年後見センターを活用しないって訳にはいかないっすよ〜。ねぇ〜岩瀬さん。
それにしても、今井さん。歯に衣着せぬハギレ良い お話しに、あらいの心ん中は「晴れ晴れ〜!」でございます!あらいより ちょっとお姉さま。しかも同じ大阪出身の関西人。これからは「姉御」と呼ばせて頂きますぜ!



田原ゼミナール。フォーラムやセミナーではなくゼミナール。
少人数で特定のテーマを研究し、討論するものを言います。

田原市相談支援充実・強化事業として開催している「田原ゼミナール」。今日も終了後、皆さんがお帰りになった後も、圏域アドバイザー鈴木さんと、田原市支援センター野口くんと、かみや、あらいで「これからの福祉。これからの相談支援」について、長い時間話あいました。いい感じになってきました。田原ゼミナール。
ねっ。田原市の皆さん!共に頑張りましょう!



 arai

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コメント

あらいさま
ゼミナールお疲れさまでした。成年後見制度は、講師の今井さん自らおっしゃったように、身近に感じづらい難解なものです。しかし、かみ砕いたわかりやすい内容で、とてもよい講演でした。
自分で本を読んで勉強しても、おそらく全く頭に入らないでしょうね。今日私と同席したメンバーのご家族の方も、実際聞いていい勉強になったと言ってみえました。また、次回のゼミナールにも期待していましたよ。
そして、ビデオも感動的でした。
ふわりの立ち上げに関わられたのですか?すばらしいお母さまでしたね。強くて優しくて本当にお子さんを愛していたのが痛いほど伝わりました。けれど惜しいです。まだまだ死ぬような歳ではないのにね。悲しくて怖くてたまらなかったと思います。昔観た映画でも死を間近にした母が子どもたちの里親を探すというストーリーがありました。母は泣いてる暇などなかったのですね。
うちも母一人子一人なので息子は私がこの丗からいなくなることを異常なくらい恐れています。なにしろぼくより早く死なないでくれが口癖なんです。私がお前を看取るのかいっ?ってがっかりですよ。

投稿: おがた | 2008年9月21日 (日) 02時23分

 たしかに、男前?!でした。

それにしても、関西人(関西弁)は交渉事に
強そうです。

金融機関(一部)に関しては、すでに、

①未成年はキャッシュカードを作れない。
②成年者が作る際に、本人の署名が必要。
 わが家の長男の時には、支店長と交渉することで できましたが(通帳のみ)。

※カードは作れないが、入・出金用にムダを承知で
 未成年の間に複数の金融機関に本人名義の口座を
 作っておくと、すこし猶予時間ができるのでは。

保護者や親族の意向よりも、金融機関側の
事情から後見人選定要求は、早まる可能性が強そうですね。

投稿: やっさん | 2008年9月21日 (日) 05時53分

おがたさま

ご参加ありがとうございました!喜んで頂けて光栄です!今井さんにも必ず伝えますね。それにしても、おがたさんは田原ゼミナール「皆勤」ですよね。本当に感謝です。これからも期待に添えるようなものを企画しますね。

で、映像に出てきたお母さん。
ふわりと ふぃ~る工房は半年違いで生まれました。戸枝さんには「兄弟のように育った」と言って頂いています。まあ、出来の悪い弟ですが。ははは...。

ので、お互いの行き来は随分盛んに行ってきました。お話したように、息子さんは3度、豊橋に、ふぃ~る工房に遊びにきて下さいました。その都度、お母さんはメールで「豊橋に友達が出来た息子がウラヤマシイ~!」と。

お母さんが映像の中で言われた「息子が何を望んでいるのかは分かりません。だから分かる人と暮らしていってくれれば、それでいいんです。」とい言葉の重みを胸に刻み、あらいは頑張っています。でないと、あのお母さんに申し訳ないですから。

やっさんさま

ご参加感謝です。ね、「男前」でしたでしょ!「姉御」でしょ!
で、財産に関する問題を軽々に語ることは出来ませんが、あらいは「ど真ん中を堂々と!」がモットウです。ので、金融機関の理解度が低いのであれば、とことん分かるまで話し合いたいと思います。
口座が必要な時に作る。要らない時期には作らない。で、いきましょう!権利ですもんね。

で、ややこしくなったら田原市成年後見センターへ駆け込み「岩瀬さ~ん!」と相談に行きましょう!

投稿: あらい | 2008年9月21日 (日) 15時02分

あらいさま
そうですか、ますますすてきなお母さまですね。
ふわりやふぃ〜るを信頼して託されたのですね。よかった。死を前にした人には安心を与えることが1番大事ですよね。
父も死ぬ前、私と息子の将来が心配だと母に訴えていました。私は危篤の父の耳元に大きな声で言いました。
私はとても幸せで、助けてくれる人がたくさんいるから心配しないでと。
その時、苦しむ父の荒い息が少し治まったのを忘れません。
それにしても昨日も今日も蒸し暑いですね。
午前中はあいトピアで思春期アスペっ子グループの定例会に行っていました。私今月当番でして。 来月余暇のBBQについての話し合いをしました。なかなか歯切れ悪くまとまらないところが逆に楽しいですよ。
夜はまた神野新田まで出て、母の打ち合わせです。この母たちとの繋がりがなければ今の自分はないでしょうね。子のことを話していると夜が明けるくらい熱くなります。 ビデオのお母さまくらいすてきなママたちでかけがえのない親友たちです。

投稿: おがた | 2008年9月21日 (日) 15時28分

おがたさま

「親友」。いい響きですよね。大人になってから そう呼べる人間関係が作れるっていうのも、やっぱステキっすよね。本当にそう思います。

あらいも昨夜、学生時代の「悪友」から電話が入りました。第一声は「バカ野郎!」でした。彼から何度か電話をもらっていたんですが、何せ深夜帯であったり、仕事中だったりで出ることができなかったんです。それを彼は、彼なりに心配をし「あらいが電話に出ん。倒れたか?」とアチコチに電話しまくっていたそうです。

「生きてるならいいけど、死ぬ時は連絡しろよ!」と電話を切られました。

「親友」。お互い大事にしましょうね。

投稿: あらい | 2008年9月21日 (日) 17時50分

毎回、本当に勉強になります。無知な母に知恵、知識をありがとうございますm(_ _)m

今回、私が『難しい』と感じたのは、母としての情が・・・本人の権利擁護を脅かしていないか?!・・・というところです。確かに、子を想う母心なんですが、本当に本人の為か!と問われると今でも、う~ん(/□\)と考えてしまう事があります。
制度を使う以前で、つまづいてしまっている母です。。。これからの課題ですね。。。

投稿: 晃くんか~ | 2008年9月21日 (日) 20時24分

晃くんか~さま

おおっ!またしても全出席のメンバーさんからの書き込みです。ありがたや、ありがたや~です。本当に。

で、蒲郡すずきさんは、相談支援従事者 現任研修で、講義中に「寝ている」方の数を数えてみえました。それは「意地悪」ではなく、ヤル気のない「相談支援員」を世に出しては、本人さんや親御さんに迷惑をかけるから。です。あらいは、それを見習い「相談支援充実・強化事業」ですから、相談支援員の出席率をカウントし、最終報告書にまとめ記載し、福祉課さんに報告するつもりです。
なんせ、田原市支援センターの野口さんも全出席です。それどころか、講義後も残り、しっかり吸収して帰られます。逆に、全く参加して頂けない相談支援員の方もみえます。忙しいことと存じます。「聴くに足らない講義」かも知れません。企画力の無さはお詫びせねばならいと思います。が、参加できない理由(言い訳)は福祉課さんにして下さい。です。


で、いいんです!親さんは「その気持ち」を大事にして下さい。溺愛して下さい。
だからこそ、権利擁護に関する事柄は「第三者」に託して下さい。我が子の権利を「心配だから」とか「私が一番わかるから」ということで決められないよう、第三者と しっかり協議し決定して下さい。
そして「託せる事業所」と信じた事業所が、お母さんの言葉のみで我が子の「声」も聴かず、勝手に行動を起こしたら、本当に託せる事業所か、本人を交えたご家族で話し合って決めて下さい。

今井さんは、そう伝えて下さったんですから。しっかり悩んで下さい。映像にあったお母さんの言葉「息子が何を望んでいるのかは分かりません。だから分かる人と暮らしていってくれれば、それでいいんです。」を、一緒にかみ締めていきましょう!
微力ながら、あらいもお手伝いさせて頂きます!

投稿: あらい | 2008年9月21日 (日) 20時54分

神谷様 新井様 工房スタッフ様

ゼミナールお疲れ様でした。毎回とても良い内容で勉強になります。
権利擁護、成年後見制度はとても理解が難しく自分は、分かっているつもりでしたがゼミナールのおかげで、まだまだ知らなかった細かな事を覚える事が出来てとても良かったです。しかし本当は、相談支援専門員としては、すでに知っているのが当然ですよね!!相談支援専門員として知識が無いと利用者さんや親御さんにちゃんとした情報を提供出来ないので、しっかりと情報を把握していきたいと思います。これからも我々相談支援専門員が連携をして、成年後見センターや関係機関と今以上に強い連携を取っていきたいですね。

 

投稿: のぐち | 2008年9月21日 (日) 21時32分

のぐちさま

お褒めの言葉。感謝です。いつも ありがとうございます。

「本人さんや親さんに「正しい」情報を提供する」。これって本当に重要ですよね。これが成されていないと、本人さんや親さんは「何が正しく、何が間違っているか」が分からず、結局 以前と何ら変わらず施設の職員さんを「せんせい」と呼ぶ、需要と供給の関係が崩れた、「ビジネス」とは掛け離れたもの。になっちゃいますもんね。古い形の「福祉」から脱却出来ないですもんね。

何もかもを一人で理解し、一人で対応していくは難しいです。焦らずいきましょ。いつも言ってる「自分の至らなさはネットワークでフォローする。」です。一つの組織で その方の一生を見切るのではなく、地域で見切る。田原市は そんな「まち」にしましょうね。共に頑張りましょう!

投稿: あらい | 2008年9月22日 (月) 10時49分

神谷様、新井様

田原市成年後見センター担当 岩瀬です。
田原ゼミナールVOL.4に参加させていただき、また田原にも後見センターがあることをPRする機会を与えてくださり、誠にありがとうございました。
今井事務局長のお話、端的で解りやすく、非常に勉強になりました。
今後も、相談支援事業所をはじめ様々な機関と充分に連携をし、権利擁護を推進して参りたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

投稿: 岩瀬 | 2008年9月22日 (月) 21時18分

岩瀬さま

こちらこそ、お忙しい中 時間を割きご参加下さり、本当にありがとうございました。お礼を言わなければいけないのは、こちらでございます。

で、これからの田原市の「障害福祉」増進のためには、成年後見センター岩瀬さんとの連携が必須であります。ゆえ、是非ともお力をお貸し頂きたく!です。
ちゅうことで、こちらこそ末永いお付き合いのほど、よろしくお願い奉り候でございます!

投稿: あらい | 2008年9月22日 (月) 23時06分

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