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2008年12月17日 (水)

「頭の中にある。ではダメ!」


昨日午後から、東三河南部圏域アドバイザー研修企画があり参加してきました。ここんとこ立て続けに研修参加しており、そろそろ「お前は仕事しとんのかーっ!」と お叱りを受けそうな気がしておりますが、こういった研修を重ねることで、あらいを含めた相談支援専門員のみならず、生活・就労支援員のスキルが上がっていき、きっと当事者の皆さんのためになるのだと思っておりますので、これも大事なことであると ご承知おき頂けると ありがたいですぅ。

で、今回の講師がまたスゴイッ!埼玉県障害者相談支援専門員協会 代表 菊本圭一さん。NPO法人格を有し県内97箇所の相談支援事業所を束ねる方。相談支援事業や自立支援協議会などの「HOW TO 本」に名前のある方。ねっ!スゲェしょ!

「相談支援専門員の役割と使命

まぁ、なんてタイムリーなテーマですこと!昨日からの悩みが解決しそうな、そんな講演ですよねぇ〜。

で、その期待通りの講演は「人権」から始まりました。国際人権条約の批准に向けての国の動きや、権利条約からみる「自立」の考え方を丁寧に お話下さいました。そして人権を考えた時、重要なことは自己選択、自己決定であること。更にはその自己決定に添えるよう支援するものが自立支援協議会、相談支援専門員であることを、自身の経験から、また団体であがった課題を交え、流れるかのように お話下さいました。

「頭の中にある」


中でも あらいの悩みを吹き飛ばす!というか間違っていないと確信出来たお話がありました。
「未だにビックリするような会議が まれにあるんです。個別支援計画を持たず会議に参加され、あげく「無い。」と言われる。作ってなく頭の中にある。と言われる方がいる。ガックリでしょ。頭の中にあるじゃダメなんです!」と。

で、これを解決するためには相談支援専門員のレベルアップのために、いやになるほどスキルアップ研修を行う必要があるとも言われていました。全くもって同感です!だから現行、県が行っている相談支援従事者研修の他にも、何らかの研修必が要ですよね。もしくは、この圏域レベルでの研修や田原市強化事業での「ゼミナール」のようなものが、各自治体でも必要ですよね。
いや〜、菊本さん。スッキリしました〜!一ヶ月の入院を経て久々にお風呂に入った時くらいスッキリしました〜!マジで感謝、感謝でございます。



で、質疑応答。
最近この質疑応答では良い思いをしていないから…。進行役の鈴木さんが、振っていく。簡単な紹介を加えながら。「県の自立支援協議会部会に参加する松井さん」とか、「北部圏域を支えている小林さん」とか。で「昔は自身が権利○○ばかりをしていたのに、今は権利擁護だと走り回っている方がいます。」と。気が付くと鈴木さんだけではなく、会場中が あらいを見ている。と、背後に気配を感じ振り返る。すでに蒲郡市 中川さんがマイクを持って笑顔…。あぁ…。今日も今日とて万事休す。こればっかり。



で、あらいからは、国際条約や虐待防止法、差別禁止条例等、自立支援協議会や相談支援専門員が対応、対処するような記述があるが、現行制度のままでは無理な部分がある。またそうなった場合、今の相談支援専門員の質量では飽和状態が目にみえている。ことを、どう感じているかを質問させて頂きました。

菊本さんは、まず相談支援専門員の職務の一つである個別支援計画を立てることで給付管理をする。介護保険のケアマネのような活躍をし、相談支援事業が必要であることを認知させることが大事。そしてもう片方では、本人の意思に添った支援計画を立てることで、自然に「権利を尊重出来る」相談支援専門員が育つ必要もある。ただ、簡単ではなく、まだまだ議論の余地がある。というお話でした。



5時少し前、研修会は終了。菊本さんを囲んで田原市小久保係長、熱血柴田さんと暫し雑談。菊本さんの口からも「トヨタショック」の話が出され、田原市福祉の動向を危惧される発言がありましたが、これに田原市は「確かに厳しいです。が、やらなきゃいかんことは、やはり やらなきゃいかんですもんね!」とサラリ。相変わらずカッチョイイっしょ。(*^_^*)
相談支援事業に特化したステキな研修でした。




で!いつものように交流会。市内の老舗料理屋へ。師走、忘年会シーズンということもあり、いつもに比べ少ない人数ではありましたが、逆に中身の濃い話が出来た あらいは大満足でしたが。
Kc380064002 菊本さんの正面に陣取り、今度は大きな疑問ではなく、小さな疑問を たくさんお聞きしました。それに対し丁寧なお答えを頂きました!感謝、感謝でございます。必ずや東三河で形にしますよ〜!

で、菊本さんは6時半、新幹線で東三河をあとにされました。これに乗らないと今日中に埼玉県に着けないかも…。って。遠路はるばる、重ねて感謝です。そして、こんな方を お招きして下さった圏域アドバイザー鈴木にも感謝、感謝です。この感謝の意を込め、交流会残党組みは10時まで語り続けましたとさ。めでたし、めでたし〜!(^o^)/



  arai

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コメント

araiさんたちは東三河のT川市の何に対して相容れないものがあるの?具体的にあったら教えて欲しい。自立支援協議会の質や方向性?障害福祉計画?相談支援事業所の支援の在り方?
araiさんたちの間に存在している思想とT川市の思想に決定的な相違があるの?「みんなで学んで行こうよ」というノリに対して冷や水を掛けられてしまうような気にさせられてしまうの?ここの行政や事業所のスタイルは。
どんな条件がクリアできれば、少しは歩み寄れると思う?

これは、誰からの意見でもいいよ。

調整できるところや妥協点を探らせて欲しい。

はっきり言って、もったいないと思う。
東三河にはいろいろな個性の塊が点在しているのにそれを集約するためのものが、その「思想の共有」にあるんだったら…

コーディネーターやアドバイザー、CEOクラスの人たち同志で最新の知識、情報で理論武装していって、ユートピアを作っていって…それがさらに万能感を生んでいく。生まれた万能感からさらにベクトルがユートピアに居ない人たちに向けられて、やがてそのベクトルが負のべクトルになり、敵を作っていく。

それってどうなの?
当事者の方を中心とした支援になっていくんだろうか?

22年1月にはもうほぼ決定事項として起こりうることんなんだから、そろそろ腹割って話していっていいんじゃない?

投稿: from Toyokawa | 2008年12月18日 (木) 01時57分

toyokawaさん

はじめまして。これからも よろしくお願いします。

で、すいません。質問の意図がよく分からないのですが。この書き込みの中で、どの部分を持ってT川市だと思われてしまったのでしょうか?

お気づきの方も多いかと思いますが、あらいは このブログでtoyokawaさんが言われるT川市に対してコメントしたことは、相当昔に遡らないとないと思いますが?何か気に触る文章がございましたでしょうか?

あらいは今、田原市のことしか考えていません。たぶんこれからも。ただ田原市から発信され東三河圏域で活かされるものがあるのであれば、田原市福祉課を中心とした自立支援協議会が尽力すべしとは思っていますが。

あえてtoyokawaさんに お聞きしたい。
あらいがを受け入れないのは どこなんでしょうか?誰なんでしょうか?腹を割って話して下さらないのは、いったい誰なんでしょうか?

toyokawaさんはT川市に関して「あらいが」と 仰ってみえますが、T川市の自立支援協議会設立前の準備会に出席させて頂いた あらいは、その場であれこれご意見させて頂いきました。その後あらいはT川市との接点は全くありません。これはT川市のみならず、圏域すべての行政の方もご存知のこと。toyokawaさんもご存知のはず。


以下、自主削除します。
変わらなければいけない。変わろうとしているT川市の行政職員さんがいることも承知しておりますので、全てではないですから。もしもtoyokawaさんが、この答えでは不十分だとお感じでしたら、ぜひメールを下さい。必ず、必ず!お返事いたしますから。本当にtoyokawaさんが、T川市と あらいが腹を割っていないとお感じでしたら、メールを下さい。

feel-collabo@nifty.com

まで。よろしくお願いいたします。

投稿: あらい | 2008年12月18日 (木) 02時27分

あらいさんのことを全て知っているわけではないですけど、あらいさんはいつも本音で話してくるてると思います。読んでいてヒヤヒヤするくらいの過激な表現があったりして。でもそれがあらいさんの魅力なんだと思いますけど。

from toyokawaさんもぜひメールしてみてはいかがですか?きっと誤解はとけるんじゃないでしょうか。私たちが知ってるあらいさんはそういう人ですから。

投稿: まなまま | 2008年12月18日 (木) 14時09分

from toyokawa様

あなたこそ、ご自身の在りようをご披露されてはいかがでしょうか?

個々に対する批判・批評は当然の権利として存在します。
だたその前提として、まずは貴方様のお考えをこのコメントに述べることが先決ではないのでしょうか?

「腹割って話さない」・・・それは貴殿の考えようだと思いますよ。
少なくとも、ここにコメントされた貴方様の姿勢を見るにつけ、「ほんとはどっちが腹割らないんだ?」って感情を持たざるを得ません。

以上、失礼ご承知で書かせて頂きました。不適切であればこのコメント削除いたします!

投稿: ボン | 2008年12月19日 (金) 04時03分

まなままさま

魅力だなんて~!も~、テレますな~。
でも、まなままさんにはご心配をお掛けしますが、本音でしかお話出来ない不器用者なだけなんです。先日も尊敬する相談支援専門員の先輩から「不器用だなあ。」と烙印を押されたばかりでして...。

なるべく、なるべく、皆さまにご心配、ご迷惑を掛けませんよう、これからも不器用なりにやっていきますので、末永くご支援下さいませ。
いつもいつも感謝、感謝です。

ボンさま

なんとも理路整然と正論を語られてますね。御見それいたしました。決して不適切だとは思いません。むしろ、あらいを含め多くの方がこのコメントの意味を理解し、意識していかなければならないと思います。感謝です。

「腹を割らない」に関しては、そう感じさせてしまっている要因が何らかあるのだと思います。それはたぶん、この あらいめの言葉足らず、文章足らず、人間の雑さ、あれこれ...。ボンさまのコメントを何度も読み返し、相手に伝えることの難しさと重要さを再確認させて頂きました。感謝、感謝です。

これからも、こんな あらいめではございますが、末永くご指導下さいませませ。

投稿: あらい | 2008年12月19日 (金) 10時23分

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