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2009年3月29日 (日)

「幸せです。」



金曜日の夜7時、時代の風雲児 戸枝陽基さんは田原入りされました。今回で三回目の田原市になります。

最初にみえたの5年前のちょうど今頃。ふぃ〜る工房と戸枝さんとこの ふわりが設立から5年目の節目の時に「田原市育成会さんから講演に呼ばれているから今度行くけど、5年間お互いに頑張ったから、良かったお二人(かみやと あらい)とメグの4人で温泉とかでお祝いしません?」と戸枝さんからの提案がありました。

このお誘い、断る訳もなく全国でも有名な田原市福江町の「角上楼」で一泊。近所に住むnaitoさんも合流し、昔話に華を咲かせながら楽しい時間を過ごしたのを、良く覚えています。支払いが一人3万4千円だったことも良く覚えています。(^_^;)


二度目は一昨年の9月、東三河障がい福祉研究会「市民福祉フォーラム」で田原市へ。この日のシンポジウム、熱血 柴田さんは「戸枝先輩」から褒められテレていました。


そして今回、今年度最後の「田原ゼミナール講師」として田原入り。



「幸せです。」


で、前夜祭にはナント!白井課長はじめ福祉課からは4名が参加。育成会、事業者、相談支援専門員と圏域バイザー、naitoさん。で、お出迎え。戸枝さんを囲みました。笑いっぱなしの「チーム白井」の宴席は、場所を変え深夜2時まで続きました。(*^_^*)



で、昨日午後2時。いよいよ時代の風雲児、登壇!



田原市相談支援充実・強化事業
田原ゼミナール VOL.6
「総括」

全国地域生活支援ネットワーク 副代表理事
戸枝 陽基



いつものようにnaitoさんの紹介映像で始まりました。naitoさんが撮り貯めた9年間の映像が散りばめられたもの。長い時間が過ぎたことを実感しました。

Kc380155001 で、戸枝さんから頂いた資料。初めてみるものでした。この日のために殺人的な多忙さの中、「後輩柴田さんの住むまち」のために作成されたものであろう。よくある厚労省から出された資料を加工したものでなく、戸枝さんが終始一貫 話続けている「地域支援」のために必要なもの、「ノーマライゼーション実現」のために譲れない思いが、ギッシリと込められた資料でした。


で、今回の「自立支援法の抜本的な見直し」を分かりやすく話された後、この法律を如何に地域生活に活かしていくのか、事業者は如何に障害のある方に添っていくのか、そのために如何に努力していくのかを熱く、とにかく熱く語って下さいました。感激でした。


「幸せです。」


1時間20分を過ぎた頃「あらいさんから叱って下さいって言われているから。ふふっ。( ̄ー+ ̄)」と微笑を浮かべた後、自立支援協議会と相談支援事業、そして「本人主体である」と権利に関する話を。「総括」のタイトル通り、この一年の あらいの仕事を検証するかのように「これは」「あれは」「あらいさんは」と、参加された皆さんに確認されているかのように語って下さいました。
そして最後に とても大きな宿題を出され講演は終わりました。感謝と、感激と、感動の講演でした。



戸枝さん、熱演を終えて naitoブースに来られた最初の言葉は「すいません。10分超えちゃいましたぁ。」でした。年間の講演本数は相当なもの。体が「1時間半」という時間を覚えていて、キチンと時間内に終えられる。なのに。という思いでの一言なんだと思いますが、こちらから言わせて頂ければ「何を仰いますやら。それだけ熱かったってことですから。感謝でございます。」



10分間の休憩を終え「放談・総括」
こちらは戸枝さんの「9年間の軌跡」を映像にし、戸枝さんと あらいのバンド「ひろあり」がBGMに乗せた「イメージの翼」を、参加者皆さんに。戸枝さんが語っていたことが「きれい事」ではないことを証明したかったから。
で、福祉課 熱血柴田さん、あらいに、アドバイザー戸枝さん、コーディネーターかみやで「放談」が始まりました。




まずは柴田さんから、この一年の田原福祉施策について語って頂きました。その中の一言「自立支援協議会設立に悩んでいた時に「充実・強化事業」を知り、助かりました。」と。報われた気持ちで一杯になりました。


090328_16080001 あらいは当然、一年間の相談支援事業、充実・強化事業についてお話しました。ゼミナールや東松山市視察など派手なものが目立ちますが、相談支援専門員の連携、事務局体制づくりに力点を置いたことをお話しました。

で、戸枝さんから二人の話を受け「総括」。福祉先進地域「知多半島」との比較をもとに、「渥美半島」の福祉が、この半島の自立支援協議会が、相談支援専門員が福祉関係者が、如何に動けば「共生のまち」に進むのか、を語って下さいました。そして



「最近あちこちで「愛知県はカニの爪のようになっている知多半島と渥美半島に権利擁護のシステムがある。そしてこの権利擁護に限らず、この爪が愛知県の福祉を引っ張っているんです」と話しているんですよ。」と優しく。



柴田さんと あらいは、この「放談」で「バッサリ斬られる」と覚悟してあがりました。思いもかけず褒められてしまい、お世辞であると知りながらもウルウルしてしまいました。

Kc380158  で、マイクは会場に。田原福祉の要 鎌田所長から「自立支援協議会は動きつつあると感じている。しかしこれからの課題は相当デカイ。これからが大変であり、これからが大事。頑張っていきます。」とベテランらしく、しっかりと先を見据えた話が。続いて社協 伊藤さん(元ワシの法人)と支援センター野口さんから、相談支援専門員としての思いと反省と「これから」が話されました。

二人とも「連携」「ネットワーク」を何度も口にされていました。そりゃそうです。二人とも 日々 連携し田原市内を走り回るステキな相談支援専門員ですから。




次に当事者の立場から育成会所属のお母さんから、この一年の相談支援事業との関わりから感じたこと、をお話して頂きました。そのお母さんは話の最後を

「本当に良くして頂いています。私たち母子は幸せです。」

と締めくくられました。皆さん お気づきでしょう。あらいの涙腺は壊れました。悟られないようにしたつもりでしたが…。


「幸せです。」


「放談」の締めくくりに戸枝さんは「知多半島と比較するのはを早すぎるよ、と突き放して帰るつもりだったんですけど、渥美半島の福祉は自立支援協議会を中心に機能し始めていることを感じました。」と。『また褒められたぁ』と思ったら返す刀


「知多半島では地域に散りばめられた「民生員さん」が自立支援協議会に参加している。権利擁護のために後見センターと相談支援センター、事業所に加え「子育て」や「介護保険」も参加したものになってきている、ということを課長さんにお伝えしてぇ。むふふっ。(*^m^*) 」と笑われました。あぁ、あらいが甘かった…。大きな宿題がまた出されたんですね…。今度は課長も巻き込んだのねぇ…。



5時15分。田原ゼミナール VOL.6 「総括」は終わりました。講演活動を休止中の戸枝陽基さんに無理を言いお出まし頂きました。「かみやさんに頼まれたら断れないでしょ。」と快諾頂きました。それを知る白井課長は前夜祭で、福祉課職員に対し「戸枝さんが田原市に来てくれる意味を考えなさい。」と解いてみえました。結果、福祉課さんのゼミナール参加者数は「6名」にも上りました。ステキ過ぎます。



講演終了後、鎌田さん、伊藤さん、野口さんと今後の事務局員の考え方、進み方について「放談」。やはり面白い。みんな真剣で、前向きだから面白い。ステキだす。と感慨深いなあ、と思っていたら、鎌田さんが「あらいさん、お母さんが「幸せです。」って言ったとき、ウルウルきてたでしょう!むふふっ。」って。見てたのね…。ι(´Д`υ)





今回のゼミナールをもって今年度の「田原市相談支援充実・強化事業」の企画は、全て終了です。
4月、東松山市 山口さん。7月、スーパーバイザー優さん。7月、圏域バイザー鈴木さん。9月、知多後見センター今井さん。今月の戸枝さん。そして11月、東松山市視察の際の曽根さん。全6回です。我ながら「贅沢やなぁ。エライ事したなぁ。」と思います。




Kc380007一年の時間を費やし「権利」について学びました。この権利を学んだことで、共生社会へ進む意味と方策のヒントを掴んだと実感しています。「聴く」です。そして自立支援法は「聴く」から始まる法律であることも実感できました。きっとムダにしないことを、この豪華講師陣の皆さんと田原市の皆さんにお約束します。ありがとうございました。

ゼミナールのご参加下さいました皆さん、ありがとうございました。そいて不出来な あらいの強化員ぶりにイライラしながらも ご指導下さいました福祉課の皆さん、あらいのワガママにも お付き合い下さり、ご支援下さいました事務局メンバー、本当にありがとうございました。心底感謝です。




追伸

前夜祭のみに参加した「半田市相談支援センター加藤恵」さんを忘れていました。繰り返します。前夜祭だけ!参加です。凸(`、´X)

  arai

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コメント

あらいさん、田原ゼミナールVo.6に参加させていただきありがとうございました。

私にとって今月は何と3回も戸枝さんのお話を聞かせてもらう機会に恵まれました。感謝です。

戸枝さんのお話に感動するのは常で、今回も例外ではありません。

ただ、今回私の涙腺をゆるませたのは柴田さんの
最後のコメントでした。「今は罪滅ぼしをしている」とおっしゃったときには、行政マンとしての
潔さ、正直さ、正義感、などいろいろな柴田さんの思いを感じ取り「かっこいい」と感じました。
「ほれてまうやろ!」といったところでしょうか。

チーム白井に侍ジャパンを感じた土曜の午後でした(本当)

帰りは「なのはな号」に揺られ心地よい余韻を感じつつ・・・やはり感謝。ありがとうございました。

投稿: いいの | 2009年3月29日 (日) 21時14分

ゼミナール、ありがとうございました(^O^)/そして、1年間本当にお疲れ様でしたm(_ _)m

「あるお母さんの一言から始まったゼミナール・・・」う~ん、私のことだったかな?!こんな凄い事になっていたとは・・・
福祉フォーラムin田原の時の『???』が私のなかで『!!!』になってきています。福祉の最先端の方々に難しい事、分からない事を優しく紐解く様に話して頂きました。本当にありがとうございます。参加できる事にも幸せを感じた1年でした。

あらいさんが「勉強するって、楽しいなぁ~\(^o^)/」と言っていたことが、分かる気がしました(人´∇`)☆゚.:。+゚

また、来年度も、よろしくお願いしますm(_ _)m

投稿: 晃くんか~ | 2009年3月29日 (日) 22時04分

いいのさま

もう随分前、東松山市の山口さんから「行政マン、特に窓口業務をしている者は「お役にたちたい」と思っているんですよ。」って言葉。
柴田さんは「罪滅ぼし」と仰った。彼の思いはそうなのかもしれません。が、あらいは、田原市自立支援協議会事務局はそうは思っていません。放談の中でも話しましたが「措置」という制度下では「どうもしようがなかった」のです。

我らの仕事は、「この自立支援法というアイテムを持った行政が「今こそ!」市民の皆さん、障害のある皆さんの想いに応えていこうとしています。さあ、あなたの夢を聴かせて下さい!」と、走り回ること。だと思います。

そして一日も早く「罪滅ぼし」という思いから、柴田さんはじめ行政の皆さんを解放することだと思います。ので、事務局メンバーは今日も、明日も、メチャクチャ頑張ります!


晃くんか~さま

一年間、本当にありがとございました。晃くんか~さんは「皆勤賞」ですよね!スゲエっす!間違いなく、そんじょそこいらの福祉関係者より「ノーマライゼーション」な社会を理解されていること間違いなし!です。

勉強すること。メッチャクチャ楽しいっすよね。この思いは今も全くもって変わっていません。田原ゼミ、研究会、各事業所の企画。どれだけ参加しても、まだまだ足らないっす!
でも、そう思えるのは、ご本人や親御さんから「これって...」「こんなのは...。」って一言。これに答えなきゃ!って思わせてくれる。この思いに応えなきゃ!」って思えるからです。こういったお話から勉強させて頂いているんです。
だから、晃くんか~さんには感謝です。

来年度も「ゼミ」、続けていきます。一緒に勉強していきましょう。そして多くの田原市民の皆さんと一緒に勉強出来るよう、頑張りましょうね!

投稿: あらい | 2009年3月29日 (日) 22時37分

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