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2009年3月 6日 (金)

ドヤッ顔


朝イチから田原市内の学校で行われた卒業式に行ってきました。支援させて頂いている生徒さんが「送る側」なんですが、ここのところ立て続けに行われた予行練習で、少々バテ気味で若干不安定ということだったので。親さんも学校側も「何とか参加してもらいたい。」という思いから教育委員会、福祉課を経て あらいも「顔を出しなさい。」ってことになりました。更に、あらい一人では心許ないということで、教育委員会は熱血 柴田さんも派遣。
なんとも恐るべし、教育委員会。否、山本係長!



今日の田原市は雨。強い風を伴った。そのせいもあってか校内も体育館も底冷えしていました。

学校に到着すると すぐ目に入ったのが、その底冷えする廊下でストライキ中の彼。あらいを見付けると近寄ってみえ『お前、何しに来たんだ〜?』と言わんばかりに。で、少し話をした後「最後まで頑張れよ!」と声をかけると軽くうなづき自分の教室に入っていかれました。涙もろい あらいはヤバい状況に。

あらいは今日あることを誓っていたんです。それは「卒業式で泣くのは我が子のためにとっておくのだーっ!今日はプロとしてクレバーにいくのだ。」ってことを。だから「ヤバい」なんです。



ドヤッ顔



で、体育館に入り在校生、卒業生を向かえました。彼の席は体育館の端、あらいから1番近い席。隣には担任の先生が寄り添うように。彼は当然すぐに あらいを見つけ ( ̄ー+ ̄)ニヤリッと笑い一瞥くれました。
程なく卒業生の入場。彼にとっては長い時間が始まりました。




Kc380113 1時間半後、卒業式は何事もなく終了しました。この長い時間、彼が あらいの方に振り返ったのは、たったの一回。しかも一瞬だけ。それどころか、他在校生と寸分違わぬ行動で起立し、礼をし、あげく校歌斉唱の際は歩幅を広げ…。

練習の時には何度も走って出ていってしまったりしたそうです。
この姿を見て、あらいの涙腺は壊れました。隣に座る柴田さんも涙もろい方で、式が始まる前に「泣かないよう頑張りましょうね!」と約束していたのに。だから柴田さんに悟られないよう、横を向いていました。でも。たぶん。柴田さんも あらいと同じだったと思います。



卒業生が退場し閉会。来賓が退場した後、彼は ようやく我らの方を振り返り『ド〜ヤ〜ッ!(*^m^*) 』って顔をしてくれました。ひょっとしたら『要らん心配してからにぃ〜。お前らヒマかぁ〜!(-.-)y-~~~』って言いたかったのかも…。



今日の式で、卒業生代表が答辞の中で こんなことを話されました。
『僕は、○○学校で、たくさんのことを教えられました。在校生の皆さん、仲間を信じて、自分を信じて、より良い学校にして下さい!』



今日の卒業式への参加。ご本人と保護者、学校、教育委員会、福祉課・児童課の行政、福祉の連携から生まれました。勿論、全てが、全ての人が深い理解の上、というものではありませんが事実、式は滞ることなく終えられました。取り越し苦労だったのかも知れません。が、この取り越し苦労を繰り返すことって決して悪いことじゃないですよね!

この卒業生の言われる通り、これからの教育は、学校・先生だけが十字架を背負うごとく、ではなく、今までやってきた自分たちを信じて、そして新たな仲間・他機関を信じて、より良い学校・田原市にしていきましょう。こんな思いの卒業生が毎年 世に出ていくことで、田原市は共生の理念が「ごく普通」のこととなると信じます。

田原市の皆さん。一つ。また一つ。可能性を追いかけていきましょ!



今日は、この得体の知れない あらいごときを お招き下さいました学校関係者の皆さん、本当に ありがとうございます。感動と感激で胸がイッパイであると共に、新たな希望も湧いてきました。これからも「末永い」お付き合いのほど、よろしくお願いします。



 arai

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コメント

本日は、お気遣いの電話をいただきありがとうございました。ちょうど、あの“めぐ”さんの講義中だったので、なにかお二人の縁を感じました・・・
ほんとに何かとお助けくださり「感謝、感激、あめ、あられ!」(祖母の口癖だった)
来週、お会いできることを楽しみにしております。それまでに、痛風治さなきゃ・・・!

投稿: まるくて | 2009年3月 6日 (金) 23時00分

まるくてさま

めぐ。最近、世界中の誰よりも あらいと電話で話す時間の長~い人。って気がします。先日も、豊橋からの帰路、眠気防止(?)のために電話してきました...。ハンドフリー...。恐るべし...。
まあ、悩みが共通してたり、互いの活動を確認できたりで、元気になるのはありがたや~!です。

で、安城市の「自立支援協議会」のお役に立てるのであれば、柄ではないですがお話させていただきます。クドイようですが「あんなヤツ、呼ぶんじゃなかった~!」ってことになっても、本当に知りませんからね~。

で、「通風にはビールが1番ダメ!」と田原市福祉課 白井課長が戸枝さんにお話されていました。ので、月曜日、まるくてさんだけ「焼酎」で!ひっひっひっ!

投稿: あらい | 2009年3月 7日 (土) 10時24分

今回は、本当に取り越し苦労だったかもしれませんが、この子に関わってくれている全ての機関が、素早い対応だったことが、凄く嬉しかったです。
そして、どうする事がベストなのか?!真剣に検討を重ねてくれた事に感謝の気持ちで、いっぱいです。
この場をかりて、学校、教育委員会、福祉課はじめ行政、もちろん当日雨の中参加して頂いたあらいさん、柴田さん、

『本当に、ありがとうございましたm(_ _)m』

投稿: 晃くんか~ | 2009年3月 8日 (日) 15時09分

晃くんか~さま

熱血 柴田さんは、大先輩の戸枝さんに
「自立支援協議会をはじめ、相談支援専門員等手放せない強力なシステムが自分の市でも出来つつあります。」
とコメントして下さいました。

あらいも、他の相談支援専門員も、晃くんか~さんや この柴田さんの想いに応えるべく、毎日 力走しております。が、まだまだ「お礼」を言われるには早い!です。これからっす!これから!

こちらこそ、ステキな時間を「ありがとうございました!」

投稿: あらい | 2009年3月 8日 (日) 19時27分

同じ障害を持つ子の母親として、晃くんか~さんの気持ちが痛いほどよく分かります。私たちの市でもこんな出来事が起こることを祈るだけです。

投稿: まなまま | 2009年3月 8日 (日) 20時02分

まなままさま

いつも言っていますが、きっとすでに起こっているのだと思いますよ。ただ「広報」をしてない、もしくは上手ではないだけだと思いますよ。野沢さんがズバッと「福祉人はこれが下手だ。」と正月、言い切ってみえましたから確かです。自慢することじゃないですね。へへへっ。f^_^;

自立支援協議会は「お一人お一人の生きづらさ」を解消していくものと教えられました。こういったことの積み重ねが、そのまちに住む障害のある方にとって、より暮らしやすい まちへと変えていくのですよね。ので、我らは更に頑張らないといけません!

うぉぉぉーっ!もう こんな時間じゃないかーっ!とっとと仕事にキリをつけて寝よ~っと。ではでは。

投稿: あらい | 2009年3月 9日 (月) 02時40分

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