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2009年3月31日 (火)

相談支援充実・強化事業



先にも書き込みしました通り、先日の戸枝さんの講演で今年度の田原市相談支援充実・強化事業の企画は、無事に終了しました。

ふぃ〜る工房が、 この充実・強化事業の受け、あらいが強化員となるために企画書を提出しました。他事業所も同様に。事務局でプレゼン会を開き、全員で「今年度はこの企画書でいこう!」と決めました。あらいは法人からこの事業の担当を命ぜられ、一年間 大役に着きました。皆さんのご支援もあり、何とか一年を終えようとしています。



で、あらためて あらい自身も、この企画を振り返りたいと思います。



田原ゼミナールのメインテーマな「権利」。一年を掛けて田原市の当事者の皆さんとご家族、行政、事業者が権利を学ぶこととしました。
ただ闇雲に講師を選定していたら、まちのビジョンが定まらないと感じたことから、この障害のある方の「権利」を強く主張される方に講師を依頼し、この事業の方向を明確にし一貫性を持たせたかったからです。行き当たりばったりの事業にはしたくなかったんです。



 

開始は4月、東松山市教育委員会 山口和彦さん。
「福祉先進市 東松山市から学ぶ共生のまち」


Cimg2686_3山口さんは、東松山市が共生のまちと言われるようになった最大の要因は、東松山市の障害福祉の礎を築いた法人、佐藤先生、曽根さんがみえた「昴」の実践を踏襲したこと、そしてその実践を市民から、そして障害当事者からの丁寧なアンケート調査で裏付けし、それに基づき行われていること。と話されました。

後半の「放談」で、会場からの質問一つ一つを熱血柴田さんと連携し、行政の立場から丁寧に答えて下ったことを鮮明に覚えています。

http://feel1999.cocolog-nifty.com/lallapallooza/2008/04/post_82a0.html




第2回
7月、発足時期を延期していた田原市自立支援協議会。ようやく立ち上げが決まりました。その発足に合わせ貴重講演を実施することに。講師は愛知県スーパーアドバイザー山田優さん。ふぃ〜る工房に「地産地消」の宿題を出された方。

相談支援充実・強化事業

「あなたは安心してこの街(田原市)で暮らせますか」というタイトル。何とも厳しい。その背景には、田原市が、あらいが、自らのまちのことを知っているか?そのための「聴く」を実践しているか?ってことがありました。優さんの優しくも厳しいお話に会場は涙にくれました。そして「最大の権利擁護は「聴く」ことである。」を全員が確認することが出来ました。あらいは、この「聴く」をみんなで「聴きたかった」んです。

http://feel1999.cocolog-nifty.com/lallapallooza/2008/07/post_cd75.html





同じく7月、第3回。田原市自立支援協議会の発足、圏域バイザー視察企画と慌ただしく走り回る圏域バイザー鈴木康仁さん。


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「東三河南部圏域の障がい福祉事情と障がいのある人の権利擁護」をテーマに、国際条約や憲法、千葉県差別禁止条例を丁寧に説明頂き、障害のある方が感じる「差別」を知り、また差別の定義についても理解しました。
そして後半はまさしく「ゼミ」らしく、書き込み型のテキストを用い、全員参加で「権利」を勉強しました。

http://feel1999.cocolog-nifty.com/lallapallooza/2008/07/post_2c54.html






第4回9月。「となりまち」知多半島から。知多地域成年後見センター今井友乃さんが。
「今から考えよう成年後見制度」。法律問題であることから、難しいと捕らわれがちな成年後見制度を、事例を交え解りやすく説明して下さり、制度の使い方まで講義下さいました。

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親さんからの質問も現実に則したものが多かったです。やはり当事者として、ご家族としては「成年後見」は大きなテーマであることを、あらためて確認することが出来ました。

http://feel1999.cocolog-nifty.com/lallapallooza/2008/09/post-469c.html





11月第5回目。今事業の目玉企画であった「先進地 東松山市視察研修」。4月の企画段階では『こんなの出来たらいいなぁ。』と思っていたものが、関係者の皆さんの尽力と理解により実現。自立支援協議会委員が中心となり23名がご参加下さいました。

相談支援充実・強化事業


そして視察地 東松山市では東松山市総合福祉エリア所長 曽根直樹さんがお出迎えして下さり「障害のある方の権利は日本国憲法「基本的人権の尊重」にうたわれているのだ。」と説かれたました。我らは、二日間の間、その言葉通り正に「人権を尊重する」実践を、子どもにも、高齢者にも、働くということにも普通のこととしてある東松山市の「共生」を、まざまざと見せつけられました。

http://feel1999.cocolog-nifty.com/lallapallooza/2008/11/post-b4b9.html



Ca390134_2  結果、この視察が田原市自立支援協議会の目的・目標を明確に出来、それぞれの立場での役割も明確になりました。



そして最終回の第6回は、先に記した全国地域生活支援ネットワーク副代表理事 戸枝陽基さん。この一年間の田原福祉を、自立支援法見直しを、正に「総括」して頂きました。



相談支援充実・強化事業


http://feel1999.cocolog-nifty.com/lallapallooza/2009/03/post-0393.html





以上が今年度の田原市相談支援充実・強化事業の企画です。あらためて「贅沢な時間」を過ごすことが出来たと感じます。



Kc380053東松山市視察の際、九州佐賀から戻ったばかりで交流会に直行して下さった山口さん。あらいが「お疲れでしょうから、気遣いなく今夜は帰宅して下さい。」とお話すると、山口さん「これは田原市に対する友情の証ですから。」と言って下さいました。もう言葉にならないほどの感動でした。



先日の戸枝さんからは、「放談」の最後を「田原市の福祉がもっと盛り上がってくれれば、高速艇に乗って田原市に来る甲斐もあるってもんです。また来ますから。」と我らを叱咤激励下さいました。こちらも戸枝節に感激です。



田原市相談支援充実・強化事業は今日が最終日です。が、福祉課から来年度の「相談支援」に関する企画書提出を命ぜられ、既に提出致しました。どんなことがあっても来年度も「チーム白井」の一員として、福祉課を中心とした田原市自立支援協議会事務局の一員として、田原市福祉の増進に目一杯寄与していきますので、引き続き ふぃ〜る工房を、collaboを、そして あらいを ご指導ご支援、よろしくお願い致します。

今年度一年、本当にありがとうございました。
来年度も、よろしくお願い致します。



 arai

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