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2010年1月30日 (土)

第24条


朝から。
相談支援センターに熱血柴田さんの悲痛な叫びが響き渡る。
H健所との意志疎通が図れず、というか、こちらの お伝えしている話を理解してもらえず。悲痛な叫び声は届くことはなく。

だからといって、支援が滞って良いわけはなく。で、早速、田原市単独で病気を患ってしまった方と、近隣住民と地域の皆さんの安全と安心を確保するためのネットワークを形成し、支援体制を整える。
医療、警察、民生員、企業、行政と福祉がネットワークを形成し事にあたる。万一を考えて近隣の学校もネットワークに参加し協力して下さる。が、H健所は「関われない」。



精神保健福祉法 第24条。を、頭の中で繰り返し唱える。



夜になり。
以降の支援に関して沈痛な面もちで意見交換する「チーム白井」。

と。「ご苦労さまです。」の声。「チーム白井」BOSSです。



我ら若輩集団の話一つ一つに耳を傾けて下さり、一緒に憤って下さる。この心遣いに、我らの思いは救われる。『このまちの相談支援専門員で良かった。』と本気で思う。そして『明日も頑張ろう。』と思い帰路に着いた。



 arai

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コメント

araiさま

こんばんは、何度も登場してごめんなさい。
やっぱりそうだったんだ、と気になっていました。
数日前に書き込まれた記事の続編、というか、こちらが本編なんでしょうね…。

ほんとうに。
どうしたものでしょうか…。

確かに24条通報は、時に人権侵害もおこし得る、諸刃の刃になりかねない、繊細な制度でもあります。
うんと過去には仰せの関係機関が関わって、起きてはいけない人権侵害事件”Y問題”という重大問題が生じていて、私たち精神保健福祉に関係する人間は、常にそのことを支援のガイドラインにしています。

しかし。
関われない、というコメントがなぜ発せられるのか…。

以前にも書き込みさせて頂きましたが、もし仮に、地域で問題視されてしまうその方が、精神の病気が疑われ、あるいは、既に精神の病気であると診断されているのに、通院が中断し、病気を重くしてしまっているとして、その方の健やかに生きたい権利を病気によって奪われていることこそに、放っておけない課題があると思うのです。
これが関係者が集まる理由であり、モチベーションなはずです。

他県から比べると24条通報に関する愛知県の体制整備は、大いなる欠陥があるようです。
私たちの地域でも、そのことを考える必要に迫られていて、自立支援協議会の専門部会の中で検討する予定になっています。検討した後には、県の自立支援協議会へ課題提起して頂けるよう、圏域アドバイザーを通じてメッセージを発信していきたい。
ちなみに仰せの関係機関の職員さんは、その必要を私たちほど痛感していないところが温度差を感じるところではありますが…。

araiさんのご活躍の圏域の課題に、私たちで何かお手伝いできることはないでしょうか…。
ご一緒に考えていきたいものです。

投稿: たかやまきりん | 2010年1月30日 (土) 21時37分

たかやまきりんさま

お世話になります。
この投稿をする際『たかやまさんなら解ってくれる。』と思い、書き込みました。思いを聴かせて下さるとも。

ここには書けないことが たくさんありました。熱血行政マンの「叫び」の内容であったり、返答の「無関心さ、無感情さ」であったり。もっと言うと...。やはり書けません。でも。今は言いませんが、必ず「白日のもと」にさらしてみせます!我らの「同志」に死を覚悟させる。そんな言葉を吐く組織を、そうは簡単に...。
巳年生まれは「執念深い」そうですからね。

で。24条。仰るとおり、繊細な制度ですよね。
だからこそ!連携が必要だというのに、やはり「知らないことということで。」と言ってのけてしまう、その言葉の真相を あらいは知りたいです。

たかやまさんのお心遣い、本当に感謝です。こうしてコメント頂けることだけでも『我らは大きく間違ってはいない!』と勇気づけられます。ありがたいっす。

こんなケース。たかやまさんの「まち」とチーム白井の「まち」だけで起こっている「特異な」なものではないと思います。こんなケースを それぞれの地域で課題として抽出し検証し、あらためて「県の課題」として「愛知県自立支援協議会」で議論されることを切に願います。

そのためにも、一緒に考えていきましょうね。

投稿: あらい | 2010年1月30日 (土) 23時11分

新井様

今回のことも含めて、新井さんのことだから既にいろいろな方策を打ち始めていることとは思います。しかし、私としても気になることでしたので、敢えて勇気を持ってコメントさせて頂きます。

関係者の方に圏域アドバイザーとしての弁解と取られると辛いのですが…。それも含めて書き込みます。

昨年12月24日に愛知県自立支援協議会本会議が開催されました。その場に圏域アドバイザーの立場で参加した者として。

精神関係の委員さんが複数みえましたが、何故か全く発言はなし。どうして? 法律では3障害一本になったのに愛知県は本当にこのままで良いの? 精神の課題を取り上げなくてもよいのですか?

1月29日に開かれた県自立支援協議会相談支援体制整備部会にて、このことが話題となりました。

そして、部会として3月の本会で「精神」における様々な課題を取り上げるように提案してゆく方向性が出てきました。残念ながら「保健所のあり方」や「精神保健福祉法 第24条」云々というような、具体的なところまでの詰めはできていませんが…。

県にベクトルを向けて、各圏域アドバイザーさんたちが動き出せたら…。きっと変化が起きると思います。圏域会議はそのためにもあるはずです。

具体的なケースはそれぞれ異なりますが、精神に関する抽出された課題を、愛知県にはまず一度は聴いて、知って、そして受け止めていただきたい、少なくとも1月29日の相談支援体制整備部会参加者5名(大谷京子氏、鈴木康仁氏、三宅和人氏、山田優氏、長坂宏)はそう考えています。

また、南部圏域の鈴木アドバイザーさんは本業に加え、研修講師や相談支援専門員協会の理事でもあります。とても見識が広く、12月の本会においても懸命に発言されています。

議論の白熱しない愛知県自立支援協議会を変える最大のチャンスかもしれません。

愛知県における保健所の「現状」や相談支援事業所との「連携の不具合」が白日の下にさらされる日はそう遠くはないように思います。

当圏域でも、12月31日、・・・・・・(長坂さまのご希望により削除)、人の命に関わる事柄があり、それが保健所と全く無関係とは言えないとの思いがあり、少し感情的な書き込みとなりました。残念な事でした。

同時に自分の力不足を痛感しております。

投稿: 長坂 | 2010年1月31日 (日) 09時42分

長坂さま

お世話になります。なりっぱなしです。
で。貴重な情報というか、尊いお話というか感謝です。

で。県自立支援協議会の場で、精神の関係者の方々から何らの意見が発せられなかったというのは、南部圏域アドバイザー鈴木さんが切なげにお話下さいました。会議の場で「なぜでしょう?」という言葉を添えて。鈴木さんも また、このケースをご存じですから。更に ご自身も同様なケースで胸を痛めておみえですから。

で。長坂はじめ県自立支援協議会メンバー皆さんに お詫び申し上げないといけません。あらいの配慮、思慮の無さから不快な思いをさせてしまいました。大変申し訳ありません。

もうすでに議論はされているんですから「議論されることを願う」ではなく、「議論が深まり一定の結論がもたらされることを願う」が正しいですね。しかも県内で活躍されている、蒼々たるメンバーの皆さんばかりで。いつもながら自分の「がさつ」な性格を反省するばかりです。本当にごめんなさい。

我ら現場の憤りを、県自立支援協議会の皆さんが理解して下さり議論して下さっている「今」が、長坂さんの仰るとおり、この精神障害分野の課題解決の「最大のチャンス」だと思います。

で。長坂さんの「まち」でもおこっていることなんですね。心に病を患ってしまった方ご自身が問題なのではなく、そのご自身が一番「困っている」ということを、我らは忘れてはいけないのだ、と胸に刻んでいます。この思いを共有出来る仲間と一緒に、この思いを伝えて行きたいと思います。

先日の夜、あらいの数万倍「気のお短」な「チーム白井」BOSSが、今回の件で発せられた一言、我らが救われた一言は

「田原保健所が分所になり、豊川に統合される際には相談体制は「手厚くする」という話だった。保健所には地区担当の相談員が配置されている。保健所の相談員も田原市の相談員も相談員に違いはないはずだ。相談員というのは、地べたを這いつくばって駆けずり回ってくれる人だろう!」

です。我らは、この言葉を聴き、あらためて身を引き締めたと共に『BOSS は、我らの動きを、存在を「そう思ってくれている」んだ。』と。泣きそうでした。

最後に。長坂さん。そして鈴木さん、たかやまさん。それにメグや、熊谷さん、こじまさん、大木さんの国研修組皆さん。そして「チーム白井」のメンバー。ここに書ききれないほど多くのステキな皆さんに支えられていることを、強く感じます。
長坂さん。本当に申し訳ありませんでした。そして、ありがとうございます。今日も頑張ります。

投稿: あらい | 2010年1月31日 (日) 11時52分

新井様

どうぞ、謝らないでください。ブログから発信されていることは多くの人が共感していることだと思います。

・・・・・・・・・・・・・
(長坂さまのご希望により削除致しました。あらいとしても、長坂さまの名誉のためにも「今は」その方が良いと判断しました。ですが。真実は一つであると。)

来週の月曜日に保健所の相談員さんと「12月31日の事柄」の詳細な検証に入ります。

投稿: 長坂 | 2010年1月31日 (日) 17時54分

長坂さま

不勉強ゆえ、県自立支援協議会各部会での議論の詳細まで知ることがないままの発言となりました。反省です。

で。また検証の結果を、北部圏域の出された方向性を、ご教授下さいませ。しっかりと勉強したいと思っています。
「面倒なヤツ」とお思いかと。ですが、よろしくお願いします。

投稿: あらい | 2010年1月31日 (日) 18時16分

araiさま

こんばんは。先の書き込みで度々の登場を詫びておきながら、節操がない、とお思いかと…。
本当にお許しくださいね。
この案件では、書き込みを今回限りに致します。

長坂さん(私はお名前は一方的にですが、何度か拝聴して居ります。お名前を掲げさせて頂くことをお許しください。)の書き込みを拝読し、精神保健福祉の世界で実践を担う者として、本当に本当に情けなさと憤りを感じてしまい、思わずキーボードをたたきたい衝動にかられるのです。

唯一の救いは、県の自立支援協議会相談支援体制整備部会に心ある支援者、学識経験者が参画してくださっていることです。精神以外の障がい分野の実践者の方々に、精神の、こういう実態を知って頂けるだけでも大きな前進、と思います。

大谷先生と私は精神の実践論について、いつも互いの想いを交わし合う間柄で、この“24条の運用の仕方”も含め、真剣に話をしてきました。時々先生と話題にするのですが、仰せの関係機関の機能が十分に発揮され、ご本人やご家族、地域住民の権利が守られるようにするための、本庁担当課の「通報」に関する体制整備に対する考えそのものに課題があるのではないか、とも思います。

さらに自分に引きつけて言えば、精神保健福祉の従事者として、このことに今まで疑義を唱えてこなかったこと、体制の変革要請をしてこなかった、そういう意味では私自身も“傍観者”であり”加害者”の一人であった自覚を持たねばと、ふと気づきました。会議で黙っている方と何一つ変わらない。


風の噂によれば、わが県の圏域会議を検討する担当課は現場からの意見、ボトムアップを圏域会議に反映させるつもりはないもの、と聞いています。
もし本当だとしたら、これは悔しいことで、どうしたものか、と思いつつ、それでも何かできないか、と思案中です。
精神の、マイノリティ的課題が「白日の下」にさらされた今だからこそ、この議論をマジョリティに塗り替え、大きなムーブメントにしていきたい。
実践のジレンマを、闇の世界に埋もらせてはいけない、と心に誓った夜でした。

投稿: たかやまきりん | 2010年1月31日 (日) 23時23分

たかやまきりんさま

おはようございます。
で。違いますよ。あらいは この「少年老いやすく学成りがたし」を勉強の場、修行の場として始めました。で。今なお続けております。これは、勉強すればするほど、活動すればするほど自身の不勉強、力の無さを痛感することから、締められないのでございます。

たかやまさんや長坂さんのコメントは、あらいにとっては「ありがたい」以外のなにものでもありません。逆に感謝です。ので、気になる事柄がありましたらジャンジャン書き込んで下さいませませ。

で。たかやまさんの言われる「私自身も“傍観者”であり”加害者”の一人であった自覚を持たねばと...」は、あらいとて同じです。否、多くの支援者は これにあたると思います。

現場の意見を吸い上げて下さる「上」がいる今だからこそ、しっかりしたムーブメントとしていきたいですね。そのためには、我ら現場で抱えている課題を しっかりと検証していきましょうね。

「他人事」ではなく「自分事」として。諦めない運動ですよね。

投稿: あらい | 2010年2月 1日 (月) 09時25分

新井様、高山様へ

報告が遅くなりましたが、冷静に、自分なりに今までの経過と到達点を踏まえ、文章化し、レインボーのブログにアップしておきました。

良かったら、お立ち寄りください。

投稿: 長坂 | 2010年2月11日 (木) 16時08分

長坂さま

滋賀ではお世話になりました。フォーラムとは別で、別の議論を深めることが出来た良い機会となりました。感謝です。

で。丁寧な報告と、長坂さんの思い。レインボー・ブログにて、しっかりと拝読させて頂きました。感謝です。
まあ、当たり前かもしれませんが、いつもいつも長坂さんと意見交換させて頂いている私としては、長坂さんの思いと寸分違うところはございません。

優さんから「聴くことが大事。検証することが大事」と教えられました。今回の出来事を「一過性」のものとして議論するのではなく、今後に活かしていける何らかのシステムののか、マニュアルなのかを県本庁、保健所、医療、行政、福祉そして地域で、障害がありながら地域で生きづらさを抱え生きてみえる方を、優しく包んでいける、そんな地域をみんなで作っていきたいですね。じゃないや、作っていきます!

長坂さん、本当にありがとうございました。

投稿: あらい | 2010年2月12日 (金) 10時49分

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