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2011年3月30日 (水)

新たな挑戦


昨日午後は、平成22年度 第3回 田原市障害者自立支援協議会 全体会議が開催されました。今回は、障害者支援、就労支援の両検討会委員も参加して、今年度 最後の田原市自立支援協議会を実り多きものとしました。(^_^)v



開会に先立って、昨夜に続いて半田市徳山さんを講師に迎え、田原市自殺予防対策緊急強化事業 連続講演会を開催しました。

対象者は、田原市自立支援協議会委員及び事務局一同、総勢約 50名です。自立支援協議会は、専門家の集団ではありません。民生委員さんや総代さん、ボランティア団体や当事者団体もみえます。行政も福祉課だけではなく、子育て支援課、健康課、農政課、商工観光課、教育委員会も。

そこは我らが「一般」と呼ぶ世界であります。
この皆さんが、うつ病を理解し、うつ病を通し自殺予防対策には、市民一人ひとりが主役となることの重要性を知る機会としました。


新たな挑戦


2日間を通して学んだことは、年間3万人を超える自殺者の数。誰しも望み自分で死を選ぶ者などおらず、誰しも追い込まれた上での結末である事を知りました。そして、この悲しい結末を防ぐには、周りの理解と連携が必要であることを知りました。田原市は、今回のお話を、きっと活かしていきます。

徳山さん、そして2日間 徳山さんを派遣して下さった半田市の皆さん、センターの皆さん、本当に ありがとうございました。m(_ _)m



で。今年度最後の田原市自立支援協議会 開会。
昨日同様、「チーム白井」BOSS の開会挨拶の後。黙祷。委員、事務局一同で哀悼の意を。

議題は3つ。まず「平成23年度の学校介助員派遣について」。今年度の実績と来年度の派遣決定者に関する報告、そして教育委員会からの緊急依頼に対する追加派遣について報告をし、ご承認頂きました。来年度の派遣決定者は7名となりました。頑張ります。頑張りましょう。



続いては、「就労支援専門員の新たな役割について」。障害のある方とその家族や関係者への就労に纏わる支援と企業開拓、関係機関との連携構築を目的とし活動する就労支援専門員。新たに「生活保護被保護者への就労支援」を行うことに対して議論しました。

事業の内容は、年々増加する生活保護受給者のうち、障害、高齢、疾病、母子に分類されない「その他」世帯への支援として、就労意欲のある者に対し就労先の開拓、就職相談、アドバイス、就労紹介、ハローワークへの同行や面接支援等を実施します。

生活保護を受給されている方には、手帳こそ取得してはいないが、自身では気づいていない「生きづらさ」を抱え、今を必死に生きてみえる方がみえます。つまり、受給者の中には、発達障害や精神疾患により就労が困難になっている方もみえます。

障害者自立支援法には「障害の有無に関わらず…」とありますから。



重鎮鎌田さんから「これ以上に業務を増やすというのは、多忙過ぎるのではないか?大丈夫ですか?」との問い掛けが。ふじたさんの多忙ぶりを知る方だからこそのご意見。そうです。鎌田さんは「就労支援専門員の配置」を議論した担当部会の会長です。これに対し担当者として意見を求められたぐふ!ふじたさん。

「私には意見等はございません。自立支援協議会で設置された専門員です。皆さんが「やれ」と仰れば、しっかりやるまでです。」と。


新たな挑戦


この一言をもって採択されました。全会一致でご承認頂きました。「共生のまち」を目指す田原市の、ぐふ!ふじたの、新たな挑戦が始まります。あらいも全力で支えます!




3つ目は、「相談センターの体制について」。総合相談のあり方について、特に平成24年4月に施工される「相談支援の充実」にある基幹相談支援センターを、田原市としては、現在つなぎ法に記された目的と同様の機能を持つ田原市障害者総合相談センターを移行させることを提案。

また、センターの役割を明確化することに。1・自立支援協議会の事務局機能。2・情報交換、困難ケース共有・検討の場。3・内部・外部研修の場。4・今後対象者が拡大される「個別のサービス利用計画」確認の場(原則、総合相談センターにおいて確認された計画に沿って、市窓口で受給者証の発行を行う)。の4つであります。



で。この「4」。スゴくないっすか!ステキじゃないっすか!田原市は今後は、サービス利用計画の作成されていないものは「発給しない」ってことです。しっかりと ご本人の思いが反映されていない場合は「発給しない」ってことです。この総合相談センターの「質」が確保され続ける限り、田原市では ご本人の思いに反したサービス提供や利益相反ととらわれかねない事案は有り得ない。ってことです。



簡単なことではありません。総合相談センターには重く、大きな責任が課せられます。センター長として、すべての方の支援計画に向き合うことになります。やり甲斐を感じます。必死で頑張ります。

有り難くも。この議案も全会一致で ご承認頂きました。



最後。「共生のまち」田原市を考える会 ぶっちゃけ!のぐち会長から、今年度の活動報告。時間の都合上、フォーラムに関する報告となってしまいましたが、本来であれば我らが如何に共生について議論したか。如何にして共生について周知・啓発したか。今後、如何に共生の理念を広めていくか。まで ご報告しなくてはいけないと感じております。これもまた。来年度の課題ですね。

のぐち会長。一年間お疲れさまでした。本当に。m(_ _)m



1時半、基調講演から始まった今年度最後の自立支援協議会は、4時少し過ぎに閉会。願い通り、実りの多い会議となりました。

ですが。またすぐ新たな年が始まります。新たな年になっても、新たな体制になっても、田原市の障害のある方の生活に何らの変化もないよう、しっかりと準備をし、更に連携を深め、一歩一歩 確実に「共生のまち」に向かっていきます。みんなで向かっていきます。(`∇´ゞ


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コメント

アライさま

2日間お世話になりました。
自殺対策は本当に他人事でなく今の社会の大きな課題と思っています。
あらためて勉強する機会を頂いたことを感謝しております。

1日目は仕事終わりで疲れている時間帯にも関らず、多くの方が出席されていることに感動しました。参加者皆さんの学習意欲と主催者側の「協働」を目指す熱意を感じました。

2日目は田原市自立支援協議会の委員さんの前ということで本当に緊張しました。しかし、自殺未遂の経験のあるボランティアAさんの言葉、「死にたい」という人に対して「なによりも話を聞いてあげてほしい」を皆さんに届けたくて、下手ではありますが精一杯話をさせていただきました。

半田市に戻り、先ずはAさんとセルフヘルプグループの可能性を考えていきたいと思っています。

最後に田原市の皆さん今回もいろいろとありがとうございました。
また、行かせていただきますので、今後ともよろしくお願いいたいます。

投稿: トクヤマ | 2011年3月30日 (水) 20時49分

トクヤマさま

こちらこそ、本当にありがとうございました。と、本当に勉強させて頂いた2日間でありました。感謝、感謝です。m(_ _)m

トクヤマさんに言われたとおり、自殺は、けっして「他人事」ではなく、地域全体の問題であると実感しました。そして「自殺は自ら死を選ぶ行為ではなく、追い込まれた末の死」であるという言葉を忘れず、相談支援の業務にあたりたいと思います。

また。これに懲りず田原市にお出まし下さい。そして、我ら若輩相談支援専門員軍団に、精神保健福祉の深さを伝えて下さい。よろしくお願い致します。と、半田市での「新たな取り組み」。うまくいくこと、海の向こうに霞んでみえる まちからお祈り申し上げます。

では、また。近々お会いできますこと、楽しみにしております。

投稿: あらい | 2011年3月31日 (木) 14時40分

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