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2011年6月17日 (金)

不必要ですか?


先にもお伝えしましたが、田原市は東海・東南海地震が一たび起これば、東日本大震災クラスの甚大な被害が及ぶと予測されています。また、津波が発生すれば、最高到達点は8〜10メートルに及ぶ可能性があるとも予測されています。

その際、我ら支援者も間違いなく被災します。被災地から報告を聴く限り、耐え難い状況の中、行政も、支援者も、身を粉にして救援・支援に奔走してみえます。聴く度に涙が零れます。

田原市も同じ状況になるでしょう。事業者は、事業所利用者の安否確認、行政と我ら相談支援専門員も同様に要援護者の安否確認に、そして まち全体で安全・生活基盤確保に奔走することでしょう。



利用事業所または我らが安否確認、安全確保出来る方は多数に及ぶとは思えません。東日本の被災地でも、未だに発見されていない方が大勢みえるのですから。我ら支援者は最後の最後まで探し続けるのだと思います。「あの方は見つかったか?」「あの方の行きそうな場所はどこだ?」「親類はどこにみえる?」と。

それは、我らの まちだから分かること。我らの まちの方だから知っていること。この まちの我らしか出来ないことがあるからだと思います。

事業所や親戚に身を寄せることが出来た方は、ひとまず安全確保が出来るのかも知れません。が、これに至る障害のある方とご家族ばかりでありません。避難所で不安で声をあげる子の口を、泣きながら押さえる母がいることを聞きました。避難所に居られず、また中傷に居たたまれず避難所を後にし車中にいる親子がいると聞きました。自分のお気持ちを上手に伝えられない方が、じっと耐えていることを聞きました。そして、この今朝の記事です。やはり涙が零れました。

http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/news/20110617k0000m040096000c.html




繰り返しになりますが。これでも、3週間に一回、被災地支援に入れない相談支援員は不必要ですか?現地の支援員のサポートは、仰る通り定期で、しかも複数回 入ることが出来る支援員にお任せをしますが、この避難所で必死に生きている ご本人とご家族の声に、耳を傾ける支援員は不必要ですか?言われなき中傷に悩み苦しむ親の、悔しさを引き受ける支援員は不必要ですか?

我ら相談支援専門員は、「聴くこと」を生業としています。熊谷さんからは「毒を吐き続けられること」「汚物を引き受けること」と教わりました。そう実践しているつもりであります。



複数回入れない相談支援専門員は、本当に不必要ですか?



 arai

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コメント

あらいさんは、本当に素晴らしい方ですね。尊敬します。

投稿: 清水 | 2011年6月17日 (金) 12時00分

清水さま

トンでもないです。軟弱者です。
本当に、根性も無い軟弱者です。

投稿: あらい | 2011年6月17日 (金) 13時52分

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