「「共生のまち」田原市を考えるフォーラム.3〜共生〜」は、昨日 無事に、盛会で終えることが出来ました。ご参加下さいました田原市皆さん、他市の皆さん、県内あちこちから ご参加下さいました相談支援従事者 講師の仲間の皆さん、ありがとうございました。
1時半、やっちゃいなよ!三浦の 会長挨拶、市長挨拶を終えて、記念講演。第1回フォーラムのテーマは「気づき」、第2回は「つながり」、そしてファイナルとして臨んだ この第3回は「締めくくるだから、これしかない!」と満場一致で決まったズバリ「共生」でした。
で。「共生」をテーマとするのであれば、講演を依頼させて頂くのは この方しか他にいない、そしてファイナルに相応しい!のは、毎日新聞社論説員 野沢和弘さん。あらいのバイブル「条例のある街」の著者。尊敬してやまない方。
1時40分。記念講演が始まりました。
「障害のある人もない人も
共に暮らしやすい時代に」
講師 野沢和弘氏(毎日新聞社 論説員)
講演ですが。野沢さんの講演では珍しく内閣府公表の「人口ピラミッド」を初めとしてデータが ギッシリ詰まったパワーポイントを駆使したものでした。野沢さんの講演を何度となく拝聴している あらいとしては、とても新鮮に感じました。(^_^)v

内容は次第に、障害のある方の働くカタチの多様性や必要性に。「福祉を受ける「客体」から、社会参加する「主体」へ」という強いメッセージに変化していき、パワーポイントも その活動の様子を紹介する写真に変化し、視覚に訴えていきました。
そして、話は徐々に「権利擁護」に。いつもの「野沢節」炸裂!これに関しては、あらいが ここで お伝えしたところで、野沢さんが伝えたい思いの何万分の一程度しか お伝え出来ないことは明らか。ので。お伝えしません。否、出来ません。力不足…。(T_T)と、とにかく。1時間半、「共生」について、しっかり学びました。
休憩をはさみ後半のシンポジウムに突入。
「共生のまちってどんなまち」
これまたファイナルを飾るに相応しく、オールキャスト「田原市」という布陣でこのシンポジウムに臨みました。
「行政」のトップ 田原市長 鈴木克幸さま
「教育」から教育委員会 久瀬正弘さま
「地域」から民生児童委員 柴田ひろ子副会長
「まちづくり」からボランティア連絡協議会 酒井修会長
「障害福祉」から就労支援専門員ぐふ!ふじた さま
という布陣に加え、ナント!急遽、アドバイザーとして
野沢さんがサプライズ参加!
このスゲェ!メンバーで臨むシンポの進行役を あらいごときに
担わせて頂けるなんて、有り得ない!ステキーっ!(≧∇≦)
詳細は控えますが、市長から「イメージして行動すること」の重要性が、久瀬さんからは「教育と福祉の連携の実践」について、柴田さんからは「保育士を目指した理由」を、酒井さんからは「簡単なことを少しずつ」と、ぐふ!ふじたからは「働く場から偏見が消えた」という実践報告が語られました。
そして、まとめとして野沢さんから「共生を勝ち得るのは、控えめではダメで、もっとアグレッシブに行動すること!」というアドバイスを頂戴しました。感激です。泣きそうでした。壇上でなかったら泣いてました。ありがたく。ただただありがたく。

「あっ!」という間に1時間半という時間は過ぎてしまいました。あらいの左手には「夢」のような光景が広がっていました。感激と共に、本当に良き学びの場に上げて下さったスタッフ一同に感謝。m(_ _)m
5時15分。3代目会長の やっちゃいなよ!三浦の閉会挨拶をもって「共生のまちフォーラム.3」は終了しました。このフォーラムだけの話ではなく、3回を通し、「共生のまち」の答えを探し続けたメンバー。やり切った感でイッパイでした。
と、もう一つ。壇上で、更には控え室で、野沢さんから「田原市自立支援協議会」をお褒め頂きました。行政の質の高さと、連携の思いの強さを絶賛して頂きました。この言葉で、我らメンバーは充足感でイッパイになりました。
この後は。全員で片付けを終え、いつものように大反省会が行われたことは言うまでもないでしょう。が、この総勢20名の大反省会がステキなんです。あらいはいつも、この時間で「協働」を感じるんですぅ。
共生のまちメンバーとシンポジスト皆さんだけではなく、「チーム白井」BOSS 、宮川福祉課長はじめ行政職員皆さん7名が ご参加下さいました。この中には熱血柴田さんのように福祉課ではあるが、今は直接担当ではない職員さんや、今は全く違う課に所属される元福祉課生活保護担当だった浅倉さんらも。
皆さん。上司命令ではなく、ご自身の「意志」で裏方を務めて下さいました。寒い会場外の受付であったり、片付けであったり、誘導であったり。これが「協働」だと思います。田原市、ステキでしょ。
あまりに楽しみ過ぎて。迂闊にも写真を取り忘れてしまいました。それくらい熱く語り合いました。それくらい盛り上がりました。そして、この大反省会でも、しっかり勉強しました。皆さんに感謝です。
この3年間にご参加下さった皆さん、講師を務めて下さった皆さん、お手伝い下さった皆さん、本当に ありがとうございました。無事にファイナルを終えました。皆さんと一緒に学んだ「共生」を、現実のものにするようメンバー一同 日々の業務、日々の生活で活かし「アグレッシブ」に行動していきますので、これからもご指導ご声援のほど、よろしくお願い致します。m(_ _)m
arai
「「漢」又村あおい」に、又村さまご本人からコメントを頂戴しましたが、その後たくさんの皆さんからコメントを頂戴し、有難い状況であるのですが、「最近のコメント」欄から外れてしまいました。欄外になると、なかなか目に留まらないかなぁ、と思います。
皆さんと一緒に考えたい、否、考えなければいけない内容でしたので、ここに再度ご紹介させて頂き、一人でも多くの皆さん、特に相談支援専門員は必読して頂き、相談支援事業について熟考したい、して頂きたいと思います。以下。
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いやいや、元々傷つくような品格はありませんから、どうぞご安心を(笑)今までも「そこらの兄ちゃん」感を大事にしていましたし、これからは「そこらのオッサン」感を醸し出したいと思っていますので。
相談支援を取り巻く環境は、個別給付化されて(全件ケアマネになって)めでたしめでたし・・ではなくて、地域の相談支援体制を抜本的に見直す機会にしなければならないんですよね。それが両専門官がおっしゃっていた「ゼロベースで議論すべき」という趣旨だと思っています。
ところが、結構な数の市町村は、個別給付化で委託料を減らす方に目は向くものの、体制の見直しについては寝てしまっているわけです。そこを無理にでも起こさないとならないのですが、実は市町村がその部分寝てしまっているのは、相談支援の一般財源化やサービス利用計画の対象厳格化など、国が「寝かせて」しまった面があると常々感じていたので、あんなになってしまったわけです(笑)
ただ、これは国を一方的に責めるということではなく、もちろん育成会をはじめとして関係者にも責任はあるはずですから、ここから一緒になって市町村を「起こし」にいきましょう・・という意図を込めたつもりです。
ダラダラ長くなってしまいましたが、又村もできることは頑張らないと・・と思っています。
投稿: あおいさん | 2012年2月 6日 (月) 22時35分
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この前後のコメントは以下で。
http://feel1999.cocolog-nifty.com/lallapallooza/2012/02/post-90e5.html#comments
又村さんは、行政職員と相談支援専門員のために厚生労働省の両専門官に向かっていかれました。我らは、この思いに応えなければ、それこそ「漢」がすたる。ですよね。
arai