部会担当性
昨日お伝えしました通り、本日午後は今年度一発目のヘルパー連携会。この部会は、その名の通り「連携構築」が大きな目的でありますが、もう一つ「情報提供と収集、共有」が目的であります。
居宅介護事業は、サービス管理責任者ではなくサービス提供責任者の配置となっております。相談支援専門員やサビ管さんとは違い、研修は設けられておらず実務経験をクリアしたヘルパーさんであれば OK 。しかも、ほとんどの提供責任者さんは ご自身が直接支援に携わらないと経営的に難しいというのが実情。
だから、研修を受けようとすると仕事に穴を開けないといけない。だから、なかなか情報収集が ままならない。
ってな提供責任者の皆さんのジレンマを解消するため、国や田原市の福祉施策や動向をお伝えし、また逆に、障害のある方の地域生活支援の最前線で日々奮闘されているヘルパーさんから、「今」の田原市の地域生活支援の現状を教えて頂こうという、何とも調子の良い部会なのでありますぅ〜!(≧ε≦)
この部会の担当は、三国志清田さんと やっちゃいなよ!三浦さん。継ぐ者山本さんと あらいは後方支援に、他メンバーは委員皆さんと一緒に議論の和に加わって、って部会となりました。
で、今日の議題は。まず、今年度から始まった移動支援の「グループ支援」導入について。ゴールデンウイークや週末の利用状況や今後 考えられる課題を、それぞれの事業所から挙げて頂き、検証しました。
「作ったらお終い」なんていう話、良く聴きますから。田原市は、絶対に そんな風にはさせませんから。不具合を しっかりと検証し、より使い易いものにリメイクしていきますから!
で、続いては。新たに設置する権利擁護部会についてと、それに伴いこの秋 施行の障害者虐待防止法についてであります。
田原市地域福祉課と田原市障害者総合相談センターは、
「虐待「0」」のまちを目指します。勿論、野沢さんが仰っています通り「虐待は どこででもおきています」。これは肝に銘じております。が、それでも尚「0」を目指します。(`∇´ゞ
その変わり。虐待は「0」だけれども、相談支援専門員の実績報告書にある「権利擁護」に関する実数は、今よりも各段に増えた、ようは相談支援専門員が未然に防いだ、調整により解決に導いた、そんなまちにしたいのです。
そのためには、ご自宅での様子を知るヘルパーさんや民生委員皆さんからの早期の「兆し」の連絡が必要不可欠なのです。案件が重篤なものになる前に動くことが大事だと思っています。当たり前ですよね!この法律は「防止法」ですもん。
次は、来月開催の研修会について。講師にお招きするのは「緑のまち」の戦士 北川さん。この研修会に向けて、あれこれお願い。続いて、発達障害児・者の移動支援と教育との連携について。共に、こちらから お話をさせて頂き、それに対する質問をお受けし、お答えさせて頂きました。率直な ご意見に感謝でございました。m(_ _)m
最後は、それぞれの事業所からの報告事項を経て「皆さんのお力をお貸し下さい。」という やっちゃいなよ!三浦さんの挨拶で閉会。初仕切りとは思えないほど、見事な仕切りで。オミゴトッ!
で。事務局一同、総合相談センターに戻り「ホッ」と一息…なんてことになろうはずはなく!次に控えている「障害者就労検討会」の打ち合わせの開始であります。PT(プロジェクトチーム)会議の日程調整や、それにお諮りする先に実施したアンケートの整理についてを、この部会の担当者 いとうリーダーを中心に。
でもね。ステキなのは、PTメンバーの三国志清田、継ぐ者山本、そして あらいが会議するのは当たり前ですが、権利擁護部会担当の 和尚鈴木さんと、障害者支援検討会担当の かみやさんも参加して下さり、みんなで議論、と みんなで勉強。
そりゃあそうですよね!「チーム白井」ですからね~。
っていうかこういうのを「OJT」っていうんですよね!(`∇´ゞ
いとうリーダー。このPT用の資料作成を、あらいと同じく閉会まで頑張られ、共にセンターを後にしました。「遅い時間までご指導下さった、福祉課さんに申し訳ないですから。」と、臨時パソコン教室ばりの時間を作ってくれた地域福祉課のお二人のためにも!って何度も言いながら、慣れないデータ処理と必死で闘っていました。
でも、たぶん。やっちゃいなよ!三浦さんも、同じころ、今日の議事録と闘ってたかと思います。専門部会を担当制にした理由は、こうした「OJT」と、行政の事務負担の軽減が目的なんですから、当然ですがね!(≧∇≦)
良い一日でした。日に日に「チーム」であることを感じます。
arai
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