子育て「理念」の共有
本日午後は、総合相談センター ミーティング。今年度から第2、4火曜日は「野中SV」の手法を用いた事例検討と計画検証とし、第1、3は理念、情報の共有としております。これで、「相談支援専門員 個々」のスキルアップと、「サービス等利用計画」のレベルアップを図っていくこととしています。
ってことで。今日は、理念共有として勉強会を開催。テーマは「発達障害の子の成長・発達と対応」。講師はナント!豊橋市立くすのき特別支援学校の中に設置された「くすのき相談センター」の加藤賢吾相談員。そう!昨年度まで豊橋特別支援学校にみえ、田原市協議会にメチャクチャ尽力下さった、あの加藤先生でございますぅ〜!今年度からは「身内」としてご教授頂けることに〜!キャーッ!贅沢〜!(≧▽≦)
でね。なんで今回、加藤先生のお話を総合相談センターとして「聴かねば!」と思ったか?と言いますと。
くすのき相談センターの役割は、くすのき特別支援学校に「通っていない」子ども・児童(園児を含む)を対象としてまして。で、今年度から田原市子ども発達相談室の尽力もあり、月に2回、相談日を設けて下さることに!また各学校に出向いてアドバイスもして頂いておりまして。
これ。何気ないことのように聴こえますが、よくよく考えると、田原市教育委員会と田原市福祉、他市の教育機関が連携して育てづらさを持つ、生きづらさを持つ子どもを支える仕組みな訳ですから、やっぱり半端ないことだと思います。(  ̄^ ̄)ゞ
で、本題に戻すと。その加藤先生が田原市内各学校・保育園で、教員・保育士また ご家族に対し「如何なる理念のもと、如何にお話をされているか。」を知らなければ、例えば我ら総合相談センターメンバーが違う手法で、もしくは違う切り口で支援を開始したとしたら、せっかくの相談が台無しになるばかりでなく、その子どもと親御さんは ただただ混乱するばかりで、逆効果なんて話に成りかねないですから。
田原市自立支援協議会 障害者支援検討会では、ここ数年、ライフステージの移行を「如何に円滑にするか」をテーマに議論しておりました。その急先鋒となる我ら窓口職員が理念を共有することは、メチャクチャ重要ですよね!
ってことで。加藤先生は、テーマ通り、あらいが思い描いた通り、ライフステージ毎に必要な理念・支援(手法)から始まり、個別支援の、もっと言うと「授業のユニバーサルデザイン化」の重要性を、加藤先生の長きに渡る教育者としての経験をベースに、具体的な事例も含めてお話下さり、メチャクチャ分かりやかったですし、メチャクチャ勉強なりました。
特に。「「自己学習力」を高めることが大事。」という言葉には、あらい自身、今一度、胸に刻まなければと思いました。子どもの支援(教育)では、ただ「今の困りごと」を、支援で埋めるだけではダメ!なのだということを、成長のプロセスも勘案して。ってことを胸に刻まなければと。<(_ _)>
勉強会終了後、メンバー一同で振り返りをしたのですが、お話の基本は「子育て」であったこともあり、各々が我が身に置き換えて聴けた感じがあり。何とも有意義な時間となりました。今年3月、同志 熊谷さんに田原市入りして頂き、「療育とは」を学び、今、その師匠である辻井教授から「ペアレント・プログラムの重要性」を説かれている中での今日のお話。
この学びを、専門性を、しっかりと現場に、日々の職務に活かしていかねば!と強く思った次第です!( ̄- ̄)ゞ
arai
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