法人「統括」として
安城市へ移動中。暇なんで、今さらですが…。(・・;)
昨日は、夜になって法人「豊川市指定管理事業所 あすなろの家」のスタッフ向けの研修。テーマは「虐待防止研修」。障害者虐待防止法を核として、あらためて我らの権利意識の希薄さに気づくための研修。あちらこちらで お話させて頂くことの多いテーマではありますが、どこよりも「厳しく」伝えました。
「権利意識」を高く持ち続け業務にあたることは、職責からすれば至極当たり前なのではありますが、日々の業務に追われることで、どうしても希薄になっていくと感じています。だからこそ、この我らの職責を決して軽んずることのないよう、こうして繰り返し 繰り返し確認していくことが大事であり、日々の業務に活かしていかねばならないと強く思っています。だからこそ「厳しく」です。
相模原市での悲惨で残忍な事件を引き起こした犯人は、報道によると「伸びしろ」を勘案しての採用後、その正体を表し、利用者に対する暴言や暴行を行い、管理者の指導をも軽んずる行動をとったと。この人材難を考え、また採用の判断の難しさを考えると、何とも言えない虚しさというか憤りを感じます。
絶対に!こんなことになってはいけない。虐待の芽は速攻で摘むこと!このためにも、例え同じ職場の仲間であってもスタッフ同士で戒め合い、学び合い、高め合う、そんな関係が必須であると。仲間だからこそ「厳しく」あらねばならないといけないと、そう強く、強く思っています。相模原市の「覚悟」を知る今だからこそ、そう思います。
普段、なかなか関わりを持つことの出来ない この「あすなろの家」は、豊川市からの指定管理事業所。市の信頼を失墜させることのないよう、これからも利用者皆さんの権利を護るため、権利意識を高く持ち、その職責を果たしていくよう、法人統括としての役目を果たした、そんな夜になりました。
arai
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
最近のコメント